ENVEの注目フレーム''MOG''を納車させていただきました カスタマーヤクイン氏の場合

出ました。
"MOG"

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まさに鳴物入り。
確かに市場ではグラベルロード!グラベルロード!言うとるかもしれませんが。
ロードフレーム"MELEE"が出たばかりなのに誰も買わねーよ、なんて若干諦めムードというか、フレームリリース連発に食傷気味だった盆栽屋でしたが。
案外身近に「買いたい!」というヒトがいらっしゃいました。
灯台下暗しなのか?
盆栽屋の諦めが早いだけなのか?
そこにリスペクトがある。



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それはコミュニティ会員ヤクイン氏。
え、MELEEも持ってんのに大丈夫?なんて思うのは盆栽屋だけではないはずですが。
ロードバイクとグラベルロードで2系統なので使い分け、住み分けできますね!

ヤクイン氏の自転車への愛と情熱に負けて発注させていただきまして。
数ヶ月の待ち時間を経て届いたMOG!


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コンポーネントはSRAM FORCE。
以前まで乗られていたグラベルバイクからの組み替えです。

フル内装のフレームは対応のコンポーネントが限られますのでお気をつけください。

太いタイヤ(MAX50C!!)を装着できるだけあって、フレームはかなりコンパクトな印象です。
サンドベージュの艶消し塗装は美しく、アウトドアの雰囲気を掻き立ててくれるのにじゅうぶんです。

通常は、サンドベージュにブラックのカラーリングなんですけれど。
ヤクイン氏の遊び心が炸裂してしまいまして盆栽屋のスペヒャルカラーオーダーご指定。


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デカールカスタムの鬼、盆栽屋に任せれば1発オッケーでピッタリサイズのデカール製作です。
(デカールだけの販売はしていませんのでお問合せからご遠慮ください)


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アシッド感あるパープルを挿し色に。
これはNIKEのACGっぽい??
さらにアウトドア感を掻き立てる感じになりました。


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とにかく、ロゴの部分はパープルに。


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せっかくなので、名前シールも忘れていません。


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去るDirty Hammaにて本格的なグラベルライドに突入していただきました。
ヤクイン氏のご感想は「楽しい〜〜〜〜」というリアクション。

良い自転車だとグラベルでも余裕が持ててさらに遊べます。

リアルグラベル路面だと、カーボンフレームなので飛び石などが心配ですがMOGにはフレームの至る所にゴムのプロテクターが施してあります。


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すべてのケーブルはフレーム・ステム・ハンドル内装です。
見た目もスッキリですし、エアロ性能も追求しています。

さらにオプションスイッチをアップバーに追加。
これはシマノの押しやすいスイッチをSRAM環境で使えるようにカスタムした盆栽屋オリヂナルの「越境スイッチ」を採用していただいてます。

ほぼ画像ではわからないくらいスイッチが埋もれていますが、ちゃんと押せます。
そして押しやすいのが特徴です。


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最大50Cまで装着可能なタイヤクリアランス。

フォークやトップチューブ上面に追加のキャリアやバッグを直付けできるダボを複数装備します。
さらにフレーム内部にストレージがあり、簡易的な衣類やバンク修理道具などを搭載することも可能。

ライダーに合わせていろいろ返信できる可能性を持っていますし。
旅にも使える自転車です。

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■フレーム

ENVE MELEE

■スペック

レバー:SRAM FORCE eTAP AXS
Fメカ : 無し フロントシングル
Rメカ:SRAM FORCE eTAP AXS XPLR
クランク:SRAM FORCE
ブレーキ : SRAM FORCE
チェーン:SRAM FORCE
BB : CERAMIC SPEED
スプロケット:SRAM FORCE XPLR

ハンドル:ENVE GRAVEL Handle Bar
ステム : ENVE AERO
バーテープ:Cinelli
シートピラー:ENVE 25mm
サドル:Fizik
ペダル : SHIMANO

リム:ENVE G23
ハブ:ENVE ALUMINUM
タイヤ:SCHWALBE G-ONE RS 700x35C

ボトルケージ : ARUNDEL


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良いグラベルバイクは、オールロードバイク。
MOGもその例に漏れず舗装路でも元気に走ります。

フルカーボンなのでもちろん軽量。
だけど軽いからといって安定感を損なってはいません。
グラベルバイク特有のホィールベースの長さからくる抜群の安定感、安心感をヤクイン氏にもお気に入りいただいてます。


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MOGの詳細はコチラからどうぞ
代理店の公式サイト ☞  https://www.cog.inc/enve/mog_sp



盆栽自転車店 ENVE 在庫リスト(9月現在)

SES 2.3 リムのみ、またはホィールキット(クリスキング、ENVEハブに出来ます) (店頭に在庫あります)

G23 リムのみ、またはホィールキット(クリスキング、ENVEハブに出来ます) (店頭に在庫あります)

Foundation 45 ホィールセット 特価品はラスト1ペア !!!

シマノ、SRAM XDRボディあります

商品の売れ行き次第で在庫は変更になります
ブログを閲覧される場合は記事の日付にご注意ください









こころにはいつも自転車とリスペクト盆栽自転車店です

■住所 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-11-8 1F
■OPEN ~ CLOSE
11:00〜15:30 Cafe(Saturday Only 不定期営業 カフェの営業日はカフェ部門のInstagramをご確認ください)
13:00〜20:00 Cycle Works (Wednesday Close)
■Wednesday is every closing
■AD 151-0051 4-11-8 Sendagaya Shibuya Tokyo
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# by bonsai-astn | 2023-09-05 12:00 | BONSAI x ENVE

BONSAI x ENVE を納品させていただきました カスタマーY氏の場合

BONSAIxENVEを納品させていただきました。

カスタマーY氏こと、コミュニティメンバー「ヤクイン氏」のENVEはG23。

これはグラベル用に新しく登場したリム。
チューブレスレディに対応。

31.5mmのワイドなリム幅は33C以上のタイヤサイズに最適化されており。
なんなら28Cまでの細さなら装着可能。
空力よりも軽さを目標に設計されているのでリム重量もリム単体でなんと329gという軽さを誇ります。
まさにディスクブレーキ用のリムのメリットを凝縮したかのようなリムなのです。

そこにリスペクトがある。


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■リム:ENVE SES G23
■ハブ:ENVE ALUMINUM
■スポーク:SAPIM CX-RAY

□組み方:クロス
□デカール:そのまま


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デカールはとりあえずそのまま。
なので、ENVE純正ハブのカスタムも特になしのそのままです。


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さて、このG23のホィールは。
もちろんグラベル用なわけなんですけど。
野心家でもあるヤクイン氏はエアロードのMELEEに投入だ!
34Cのスリックタイヤを装備です。

去る高松トランクショーをその状態で走っていただきました。

35CまでのタイヤサイズまでイケちゃうMELEEだからこそ。


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34Cのタイヤなんて、、、。
さすがにスリックタイヤでも重いんでしょう?なんて先入観からくる妄想ビンビンなわけですが。
走ってみると全然違います。
案外イケます。
なんならこれでいいかも?と思うヒトも少なくないと思います。

また違ったロードバイクのスタイルを実感していただけるのではないかと思います。
実際、この時のヤクイン氏もその通り。

そこにリスペクトがある。


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そして。
高松トランクショーから帰ってきた頃にちょうど出来上がりました新しいグラベルバイクに合わせてノンカスタムだったデカールを改造。

このホィールはどんなフレームに装備されるのか?
そこは次回に続く。


BONSAI x ENVE を納品させていただきました カスタマーY氏の場合_e0154650_20482835.jpg


盆栽自転車店 ENVE 在庫リスト(9月現在)

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# by bonsai-astn | 2023-09-04 12:00 | BONSAI x ENVE

癒しライドで癒された気分

9月ですね。
気象庁発表によると今年は11月まで暑さが続くんだとか?
もちろん、下は半パンで。
そんなことはかつてオキナワのレースに一所懸命に取り組んでいた頃には記憶にありませんでした。
いつも半パンのままレースに突入できたらいいのに、なんて考えてましたから。
でも、やっぱり11月ともなると冬装備の重苦しい格好で練習をせざるをえなくなり、峠に行っても寒いしで、オキナワの実感が湧かね〜みたいな雰囲気ありました。
ま、オキナワにはもう出ませんが。

そんなリスペクトもあります。


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でも、オキナワには行きたいなぁ。
なんて妄想しながら羽田を横目に橋を渡ります。
とにかくオキナワタコスを食べたい。
盆栽屋にとっては、ソーキそばでもなく、ジャッキーでもなく、チャンプルーでもなく、ヒージャーでもなく、ナーベラーでもなく、もはやジミーでもない。
タコスなのです。
オキナワなのにメキシコなんです。
もはや何書いてるんだ?とオキナワ初心者にはわからないでしょう。
そこにリスペクトがあります。

オキナワに関しては我がクラブ(チーム)は超プロフェッショナルを抱えているわけですが。
彼がどうも忙しぶっちゃってコトが進みません。
でも、彼抜きのオキナワなんて考えられないんですよね。
ハードコアーはリスペクトしたいヨシダなので、ここは待つといたしましょう。


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今日は珍しく多めの5人で走り。
3対2でジャージが揃うというミラクル。

他人には興味のないメンツ。
よく言えば過干渉さがないメンツ。
そんなメンタルがバラバラのチーム(クラブ)でも以心伝心ができているのか。

走りは確実にそうだ。
一定の秩序があります。
何度も参加してれば勝手に身に付きますし。
身に付かなければ盆栽屋が口酸っぱく、時には辛く大人の味を見せるのかもしれません。


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素晴らしい天気。
夏の空というよりは、風も秋めいた感じがしてきたと思うのは気のせい?
でも気象庁は暑いと言っている。

熱いという意味ではヤクイン氏。
このたびグラベルバイクのMOGが完全無欠の完成をみましてアスファルトを選ばず、サイのツノのようにただ独りグラベルを走る。
グラベルバイクだから、グラベルを走る。
そんな頑なな走り。
だからわたしは彼のグラベル精神をリスペクトをして、彼がアスファルトに戻ろうとした際についつい妨害してしまいました。

そういう走りも楽しい癒しライド。



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癒しスポット選びには常に野心的な盆栽屋。
今日も新スポットです。
とはいえ、過去に行ったことある場所の2号店。



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お客さんが少なめでいい感じでした。
人見知りの盆栽屋にとってはその点で本家よりも高評価です。
本家ではできない(はず)のアイスさん段重ねもよかった。
また行くことになりそうです。


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# by bonsai-astn | 2023-09-02 08:30 | 盆栽屋コミュニティ

GIRO ARIES に待望のアジアンフィット登場しました

GIROの最新ヘルメット「ARIES」。
先行してグローバルフィットが入荷販売されてましたが、年末の予定かと思われていたアジアンフィットが急遽入荷してきました。

そこにリスペクトがあります。

GIRO ARIES に待望のアジアンフィット登場しました_e0154650_21112162.jpg



というわけで、すでに店頭にバッチリ並んでます。
今回は気張って仕入れましたのでまだじゅうぶんな量がありますが。
次回の入荷は未定ということらしいのでご決断は在庫があるうちにお願いいたします。


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アジアンフィットの登場で。
グローバルフィットだと絶対にフィットしなかった方も。

こんなにスッポリ。
笑顔ニンマリでございます。

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そんな最新ヘルメット ARIES の特徴をおさらいさせていただきますと。

GIROラインナップ中で最軽量!
まずは抜群のエアロ効果
これはなかなか体感できにくい部分ではありますが、GIROのヘルメットでは、ECLIPSE に次ぐ性能を持っています。
コンパクトな外観からもその性能が窺い知れると思います。

そして、猛暑の日本には欠かせない放熱性能
これは、直射日光により40℃以上になってしまった場合に1℃ヘルメット内部の温度が下がるということになります。
けっして小さくない性能かと。

ヘルメットには欠かせない安全性
後頭部も深くカバーしてくれる新デザイン。
第三者機関によるテストで市場最高クラスの評価を得たヘルメットです。
値段が上がって「高い高い」と一部で言われてしまうヘルメットではありますが。
ヘルメットが護るあなたのお値段はおいくらですか?というハナシです。
ここは良いヘルメットを装備していただいてご自身を護っていただくことをオススメします。
単純な衝突安全性もそうですが、上記の涼しさにより熱中症なりかけのクラクラ、フラつきも予防してくれるとなれば、良いヘルメットを装備することのコストはそんなに高いものではないと思います。


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自転車好きで知られるF1レーサーのボッタスも愛用するARIES。

※追記

アジアンフィットのカラーは、ブラックとホワイトの2色のみとなってます。

アジアンフィットの登場により現在在庫してますグローバルフィットは今後国内の入荷はなくなります。
グローバルフィットをお求めの方は在庫残り限りとなりますがお早めにお求めいただいたほうが良いと思います。



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もちろん、通信販売可能です。
通信販売は全国配送無料になりますのでどうぞご注文よろしくお願いいたします。
☞  https://bonsaicycleworks.com/products/giro-aries-helmet











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# by bonsai-astn | 2023-08-31 12:00 | 盆栽新着商品情報

ヤマジン土佐シンコライドに行く男

ユーは知っているか?

「シンコ」

江戸っ子は寿司ネタのことを言う。
ちゃうちゃう。
高知の「シンコ」だよ。

そこにリスペクトがある。


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「シンコ」のことをご存知ない方は、プロローグをご一読ください。

☞  https://boncycle.exblog.jp/30416543/


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ぼくらは走り出した。
西へ、西へ。
海沿いは気分が良い。


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抜群の天気と、美しい景色。
そんな世界に眼を奪われてしまうけれど。

前に進まなければ。
そうだ、「シンコ」を食べるために走り出した。
そして、走り続けている。

そこにリスペクトがある。


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そして、着きました。
ここは土佐久礼。
大正町市場という漁港直結のちょっとしたテェーマパークのようになっています。


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で、
中に入るとこれはなんじゃ?という人出。
大晦日なのか。
初詣なのか。
そんなヒトの集まりです。
まさに、アフターコロナの世界です。


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何にこんなにヒトが殺到しているのかというと。
それはもちろん「シンコ」です。

みなさん「シンコ」目当てなんです。
駐車場に溢れるクルマのナンバーを確認すると、その8割が高知ナンバーなわけですが。
中四国地方の近県のナンバーも見つけることができました。

「シンコ」を販売している屋台は、漁船ごとにお店になっており。
その各漁船が水揚げをした「シンコ」を食べることができます。
漁船直売のダイレクト感。
そうでないと「シンコ」が傷んでしまうってわけです。

漁船によって獲れた「シンコ」の質も大きさも量もバラバラ。
どれに並べばいいのか。
我々は分散して並びましたけど、個人で来ると本当に食べられないこともあるわけです。

かつては露天で魚を捌いていたそうですが。
今年からは衛生の見直しということで捌き小屋ができたそう。
そこでおかみさんが魚を捌いてくれるわけですが、1人前を作るのに10〜15分くらいを要するので時間が経っても行列は解消されず、むしろ後から来たヒトが増えて人だかりはどんどん増えていくことに。

そんななか、ちょうど盆栽屋が並んでいた列は無情にも売り切れを宣告されまして購入することが叶いませんでした。
さいわいなことに他のメンバーのみなさんが購入してくれたので食べることができました。


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漁船から水揚げされた「シンコ」を小屋でかみさんがひとつひとつ捌いてくれたものがパック詰されています。
みかんの仲間であるブシュカンを大量にしぼり入れて漬けて食べるのがよいそう。
それは柑橘の酸で「シンコ」の表面が白くなるくらい。

確かにそのほうが美味いなと感じました。
そして、事前から話には聞いていた「シンコ」のもちもち食感も少しだけわかったような気がします。

そしてこれは超個人的な乾燥ですが正直、「美味い」「不味い」よりも、2時間かかって購入するという忍耐力、買えないかもしれないという恐怖、目の前で捌いてくれるのを見れる興奮、いろいろがまざってたんなる「味」を評価するだけの食べ物なのか?と思ったのです。

この体験こそが「シンコ」なのでは?
そこにリスペクトがある。


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高知のハードコアーグルメである「シンコ」はすでに変わっていたのです。
そして、今この瞬間にまさに変貌していく瞬間をわたしは目撃してしまったのかもしれません。

それは観光資源としての「シンコ」。

かつては地元の方だけで消費されていた「シンコ」。
売り物にならないので近所に配られていたというサカナは、いまではこうして街に溢れんばかりのヒトを集めるまでになりました。
旬が2か月しかなく、水揚げ後にすぐ食べないと痛みやすいという希少性が、珍しいモノをもとめる人たちを惹きつける情報となっているのです。
それがティーヴィーショーの影響なのか、エスエヌエスの影響なのかは知らないけれど。
過去には見なかったというようなヒトが集まっている事実。

もはや高知の一部で珍重されてるサカナではなくなりました。
高知のヒトたちが隠し続けることができなくなってしまったのです。

確実に、わたしたちがもう知り得ない過去の「シンコ」に姿と変わって。
今の「シンコ」、これからの「シンコ」を目撃してしまったのです。

そこにリスペクトがあります。


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さて。
無事に「シンコ」を食べたあとは。
陸側に針路を取ります。

気持ち良い程度のヒルクライムをこなし。
少し洒落た休憩所でのんびり。
最高の日曜日を過ごしてしまいました。


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それにしても、
四国で自転車に乗るといつも思うのが本当にいつも楽しい。
ルートもいいし。
環境もいい。
それはもちろんなんだけど。
やっぱり、ヒトがいい。

そこにリスペクトがある。



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時に「ライドはいつ、どこを走るということは大したことではなく、誰と走るかが重要なのだ」と言われたりしますし、それは個人的にはあまり好きな見解ではなかったりするわけですが。
今回もそれを意識せざるをえないくらいいっしょに走ってくださった仲間のみなさんが素敵で本当に楽しい時間を過ごさせてもらいました。

ほんと、最初から最後まで楽しい。
よいリフレッシュになりました。


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本当にリスペクトがあります。
またいっしょに走らせてもらうのを楽しみにしています。













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