カスタマーY氏より、お持ち込み自転車のオーバーホール作業のご依頼をいただきました。
カスタマーY氏とは、わたしの以前の修行先のクラブ員。
当時、彼は高校生から社会に出ようというタイミングで。
そんな青春の瞬間を横目に見させてもらってました。
最後に会った時はわたしが今は無き立川店に左遷されてしまったとき。
もう自転車から離れていた彼が古い店舗の前を通ったときに、わたしがふざけてとんでもなく通りの良い声で名前を叫んで呼んだ記憶があります。
そんな記憶が異常に焼き付いているのは。
この日を予見していたということなのでしょうか。
そんな懐かしい思い出と共になつかしいフレーム。

まぎれもなくアンカーです。
ブリヂストンアンカー。
ブリヂストンアンカー。
ホィールは2ペアをお持ち込みいただいて「使えるほう」ということでしたが、1ペア半使えるという感じでした。
これも懐かしい。
リム幅の細さに驚かされますけど、わたしも同じのに乗ってたんだよなぁ。

コンポーネントはシマノのデュラエース。
7800です。
7800といえば、シフトケーブルがハンドルバーの沿わないモデルの最終形態。
なんといってもランスアームストロングのツール制覇を支えたことが有名なのではないでしょうか。
そんなアームストロングの黄金期も記録としては消えてしまっているわけですが。
コッチの記憶には鮮明に残されているわけです。
時間が経ってもシルバーのカラーリングが綺麗です。
材質の良さを感じさせてくれます。

ボトルケージは過酷使用により、かなりすり減ってました。

金属製のボトルケージなのに、、、です。
こんなの初めて見たというレヴェル。

コンポーネント類がまだ使えるくらい元気さがあったとしても、ブラケットフードは要交換が必要です。
ゴム製品はヴィンテージ品にとっては重要なところです。

コラムスペーサーもヤヴァイことになってました。
これは新品に交換。
これは新品に交換。

古いけど、綺麗に磨いてここまで蘇りました。

というわけで、完成です。
前後のホィールが違うのはご愛嬌。

外だし野ケーブルだからこそ、色にこだわりたい。
やはり当時の雰囲気を彷彿とさせてくれるハイテックグレーのアウターをチョイス。
実に「シマノ」なカラーリングです。

プロバイクのなのでネーム入り。
共通の知人であるヤクインに「新しいのを作ってあげたら?」と言われましたが。
わたしとしてはオリヂナルを大事にしたほうがいいかなと思いこのままにさせていただきました。
共通の知人であるヤクインに「新しいのを作ってあげたら?」と言われましたが。
わたしとしてはオリヂナルを大事にしたほうがいいかなと思いこのままにさせていただきました。

メイニア泣かせのデュラエースのシートポスト。
デュラエースにシートポストがあったことを。
イマドキのサイクリストは知らないパーツなのかもしれません。

遠隔地にお住まいなので輪行でのお届けになりました。
そしたら、輪行の時にはコレを使ってくださいと渡されたのがコレ。
メチャクチャ懐かしい。
当時働いていたお店でそんなに売れなかった、ずっと隅にあったモノ。
まさか、Y氏が持っていたなんて。

自転車が無事に届いて久々にサイクリングをしてくださったようです。
シューズがなつかしのSIDI。
あのころとはまた違った自転車との向き合い方、楽しみ方ができると思います。

盆栽自転車店では、お持ち込みロードバイクの作業、オーバーホール承ってますのでよろしくお願いいたします。

カスタマーY氏!
作業のご依頼ありがとうございました!
作業のご依頼ありがとうございました!
こころにはいつも自転車とリスペクト
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by bonsai-astn
| 2026-03-30 12:00
| 盆栽屋仕事録

