グラベルは冒険なのか? 日本初レース!グラベルクラシックやくらいに参戦してきました

レイスの朝は早い。
今回はとにかく早過ぎた。
5時起床。
朝起きれるのか?そんな不安がよぎるものだが。
問題なく起床して、文句なしのスムースさでチェックアウト。
駐車場に停めたレンタカーのエンジンに火を入れれば「ホンジツは冒険の日デス」と、ナビが言う。

そこにリスペクトがある。

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事実、8月30日は「冒険の日」らしい。

この日は、日本人冒険家による偉大な功績を称えて制定され、1965年に同志社大学遠征隊がアマゾン川源流からのボート下りに初めて成功したことなどが由来となっています、だそうで。

コレには朝から少し驚いた。
これから日本初のグラベルレースに出場と挑戦をしようとする自分が、前から抱えるモヤモヤとした感情と重なったからだ。

「グラベルは冒険なのか?」


たまたま手に携えていた雑誌BRUTUSの「冒険者たち」という特集も重なって奇遇だった。
本来、月初の四国遠征時に携帯するつもりが、四国には忘れて今回持ち込んだ雑誌。
日本を代表するあらゆるジャンルの冒険家たちとその軌跡が紹介されたこの雑誌。

走ったことがないとはいえ、ある程度安全が保障されたグラベルを走る自分が、紙面に載る冒険家と同じようなことをしているとは到底思えないわけなんだけど、冒険の定義付けはひとぞれぞれであることも事実。
エベレストが良い例で、登頂するなら今や芸能人でもできてしまう世界最高峰なわけなんだけど、そこを冒険家たちは未開のルートで登ってみたり、単独登頂をしてみたり、無酸素登頂をしてみたり、といろいろな条件(縛り)を冒険家自らがつくってそれを「冒険」としている。
だから、個人的にはグラベルってそういうものだと思っていた。

IRCには「BOKEN」なんていうグラベルタイヤもあるしね!
手軽な冒険心やそれにまつわる欲求を満たすにはグラベルライドって、冒険心を伴うものだと。

しかし、今回はレース。
オフィシャルで試走もやってた。
コレでもはや未開のルートに飛び込むというような?冒険心はオフィシャル的には薄れたわけなんだけど。
盆栽屋は試走無しで挑むということで、これは間違いなく冒険だったわけである。

そこにリスペクトがある。

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出走前に車検。
ここでクマ鈴が必要と言われてしまい購入。
実際、コース中にクマのふんと思われるブツがあったので、クマの棲家を走っていたんでしょう。
レイスらしく出走サインもしたりして、これはこれで懐かしい気持ちに。

スタートは年代別クラスの混走でローリングスタートなんだけど、これがけっこう速かった。
で、そのまま最初の峠?に突入。
まじか、もうちょい無理して前に位置どりしときゃよかったと思ったよ。
このアスファルトの登りは年代別で3位くらいで終えるものの、登り終えたあとにやってきたグラベルの下りメインのアップダウンでバコバコ抜かれて6位くらいに落ちたのか、、なー?

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もうお腹いっぱいのグラベルを終えて、メーターで距離を確認するとまだ13km経過したくらい。
「マジか、、」
登りも下りも激坂が多くて、どう走っても負荷がかかるし、平坦がほぼないという前半。
まぁ、でもそこは歴戦のエンデュランス感覚でマイぺェースを維持して走るものの、やはりグラベルの下りが遅いせいで抜かれ続ける。
ちょっと空気圧ミスったなぁ、、、ってここで停まってタイヤの空気をプシュプシュ抜くという行為を思いつかないのも自分らしい。

ふたつめの登りになると、もはや前にも後ろにもヒトが見えなくなって独走状態に。
知らない土地の知らないヤマでひとりぽっちで不思議な感覚になる「ヲレはなんで走ってるんだ?」みたいな。

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そしたら、その下りがもうホントとんでもなく荒れてて、腕も脚までパンパンに痛くなるような下りで「辛すぎる、、、涙」なんて思ってると、停まっているヒトがちらほら。
「パンクか?」なんて。
実際、修理しているヒトも居る。
ゼッケンを見て出場クラスを確認したいのだが、ゼッケンが見えにくいヒトも居て、もうこのへんになると自分の順位が何位なのかも不明。

で、ようやくこの酷い下りを終えたら癒しの平坦アスファルト区間。
この区間は向かい風だったけど、グラベルよりも全然走りやすいということで快走できたと思う。
その後のグラベルの小さな峠も、今までのグラベルに比べると走りやすくここで調子が戻ったのか、けっこう追い抜く側になる。
こうなると残り10kmを切ってイケイケモード。
もしかして、もはや脚を使い切ったヒトも居たのか?なんて思い、下りもガンガンに飛ばして、しかも追い風になってアスファルトになってもペダルを踏んで、最後の最後でセッティングがハマった感じ。

高過ぎたタイヤの空気圧、ホィールはENVE SES4.5、最新のエアログラベルロードSUPER-X。
ここのゆるい下りを下ハン姿勢で50km弱で巡航する気持ちよさ。
途中、沿道に居る応援してくれているおばちゃんに「前居ますか?」とか聞いたけど、聞いたあとにすぐ思った、前なんてたくさん居るよ、と。
そこで何人か抜いたけれど肝心の40代がおらず、まぁでも出し切った感覚、レース後の気持ちよさは格別ですよと言う感じでスッキリしてゴール!

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結局、6位でした。
トップから、15分差!!!
どんだけ差がつくんだよ、って感じ。
これよりも15分も速かったのかと。

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いやぁ〜それにしても日本初のグラベルレース。
約45kmのグラベル率60%のコース。
グラベル自体はほとんどが林道のグラベル。
コース自体もほとんどがアップダウンしかなく、平坦なのは後半のほんのちょっとだけ。
走っているあいだはメチャメチャキツかったんだけど、走り終えるとアッという間だったなと思います。

これを2周したエリートクラスは半端ないです。
まさに完走するだけでも偉いと言えるのではないかと思います。

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とりあえず、無事に完走できてよかったです。
途中、片脚のペダルを外すことさえありませんでした(ロードペダルで大正解だった)。

怪我するのは避けたいので、そこは本当に慎重になってしまうところです。
レースという限界走行ができるという前提で設定されたコースですから安全面は下見済みだと思うんですけど、それでもガードレールがないような場所もありましたし、コレ落ちたら◯ぬやろみたいな場所もありました。
そんなちょっとした恐怖心というか非日常を味わえたのは、わたしにとっては「冒険」になりえたのかもしれません。
ただ、また出たいとか、行くとかになると微妙かなと。
個人的にグラベルには「冒険」というロマンを求めたいタイプなので。

そういう意味では昨年参加したニセコグラベルは毎年ルートを変える工夫をしているようなので、そういう観点で見るとイイのかなと思います。
かつてのGrinduroやMADuroのように、区間によってタイムトライアル区間が用意されているっていうのが、仲間といっしょに走れるし、場面によっては競い合うことができて理想的な感じもあるんですけど、あんまりないんですよね。

ヨシダの理想のグラベルフィールドを探す旅はまだまだ続きそうです。
おっと、もしかするとこれが冒険なのかも?

おあとがよろしいようで。


あとがき

今回、グラベルクラシックやくらいに出走するにあたって訪れた目的地は「仙台」です。
過去にも数回訪れている東北地方最大の都市なわけなんですけど、よくよく考えてみるとさいきんよく行っている四国とは対照的です。
仙台は四国のように呼ばれて行ったこともないし、親しい知人もいません。
それでもこうして訪れざるをえないということは、わたし個人と仙台という街自体に縁があるのかもしれません。

というわけで、今回は独りだったということもあり、時間もたんまりあったので前から行きたい行ってみたい場所にたくさん行くことができました。

おはぎで有名なスーパー「主婦の店さいち」

もちろん、おはぎを購入。
平日は空いているようです。

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ハードコアー御用達のとんかつ屋さん。
とんかつ屋さんだし、ハードコアーはいつもとんかつを召し上がっているけれど。
無類のエビ好きの盆栽屋はエビフライを、、、、。


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今回は博物館まで足を伸ばしてみました。
伊達政宗公が作った仙台の街の中心といえば青葉城。
その三の丸の位置に今回訪れた仙台市博物館があります。

青葉城はもはや跡形もなく城跡のみですが、もともと天守閣のない平城であったことは今回行ってみて知ることができました。

子供の頃に見たNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」に強い印象があり、それ以来伊達政宗推しだったんですけど「独眼竜政宗」は87年のドラマだったらしく、当時7歳。
いまや世界の渡辺謙が主役だったこの大河ドラマをいまだにひきづっているって、子供の頃の記憶というかトラウマ?もなかなかバカにできないものがあります。

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というわけで、仙台旅もなかなか印象的でした。
上記のとおり毎年行くことはないと思いますが、仙台という街のチカラゆえにまたかならず行く機会があるのではないかと思っています。

そこにリスペクトがある。















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by bonsai-astn | 2025-08-30 06:33 | TEAM BONSAI レース編
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