ThunderCrafts バイクを創りました 盆栽屋の場合
2023年 03月 16日
盆栽屋の新しいフレームは、グラベルロード。
今までシクロクロスフレームをグラベルバイクとして応用というか、兼用していたのにも不都合を感じ始めていたのでこの機会に新しくグラベル専用の自転車を製作することにしました。
そこにちょうどよく「ThunderCrafts」のプロジェクトが立ち上がりましてフレームをオーダーすることになったのです。

フレーム素材はチタン。
グラベルバイクにチタン素材は高価過ぎやしないか?という疑念もあったりしたわけですが。
ビルダーいわく、転倒のリスクが高いグラベルバイクやシクロクロスバイクこそスチールよりも頑丈なチタン素材にするべき!というレコメンドがあり。
さらに、フレーム重量も軽量になるので、乗った時の快適性や運動性能の良さはチタン素材が秀でているわけです。
そこにリスペクトがあります。

フロントフォークは、ENVE。
フレームのオプションとして、カーボンシートチューブを選択しました。
コンポーネントはeTAPなので、各種ダボなしの超クリーンなフレームになります。
ダウンチューブを通るブレーキアウターケーブルの仕様はアップチャージ無し。
カラーパターンは、「ThunderBolt」を選択。
カーボンシートチューブ仕様なので、延長されたシートチューブまでペイントが施されるのもあり、おかげでデザインの一体感が高まります。
色はミリタリーなサンドベージュでオフロードっぽさを出しつつ。
ホワイトとカーボンブラックのコンビネーションで、そのサンドベージュを引き立てるようなカラースキームを構築してみました。

プロジェクト発足から数ヶ月、、、、ようやく手にしました。
完成品のフレームは、組み付けるまでの数日間こうして店頭に展示してましたけど。
その誰も見たことがないブランド、フレームは異様な雰囲気を発散していたはず。
完成品のフレームは、組み付けるまでの数日間こうして店頭に展示してましたけど。
その誰も見たことがないブランド、フレームは異様な雰囲気を発散していたはず。

■フレーム
ThunderCrafts Gravel
■スペック
ThunderCrafts Gravel
■スペック
レバー:SRAM RED eTAP AXS
Rメカ:SRAM RED eTAP AXS XPLR
クランク:ROTOR ALDHU
ブレーキ : SRAM RED AXS
チェーン:SRAM RED AXS
BB : CHRISKING THREAD FIT T47x Matte Bourbon
スプロケット:SRAM FORCE XPLR 10-44
クランク:ROTOR ALDHU
ブレーキ : SRAM RED AXS
チェーン:SRAM RED AXS
BB : CHRISKING THREAD FIT T47x Matte Bourbon
スプロケット:SRAM FORCE XPLR 10-44
ヘッドパーツ:Chris King Inset8 Matte Bourbon
ハンドル:ENVE
バーテープ:ENVE
シートピラー : ENVE
サドル:Fizik
ペダル : TIME ATAC
リム:ENVE G23
ハブ:CHRISKING R45DISC TwoTone
タイヤ:Schwalbe G-ONE 35C
リム:ENVE G23
ハブ:CHRISKING R45DISC TwoTone
タイヤ:Schwalbe G-ONE 35C

この自転車のコンセプトはオールロード。
グラベル過ぎず、、ロード過ぎず。
ちょうど中間を狙った存在感になっています。
実際、グラベルロードはMTBのようにクルマなどでフィールドに持ち運んでから遊ぶというよりは、家からそのままフィールドまで乗って行って遊ぶという方が少なくないはず。
だから、グラベル「ロード」なのかもしれません。

だから、ロングライドも快適な性能があります。
ペダリングすればバネのようにしなやかなフレームの弾性感は、かつてのTIMEのカーボンフレームのようでもあり、乗っていて心地よいものがあります。
重量も軽いので、今までシクロクロスバイクをグラベルバイクとして兼用していたころに比べると、登り坂での走りが格段に良くなりました。

シートチューブ、トップチューブ、シートステーの接合部には3Dプリンター出力のチタン素材を組み込んでおり。
すっきりとした外観に寄与してます。

フレームバッグがあっても、無くても、サマになる。
そんな自由な雰囲気がロードバイクに比べるとあるような。
そんな自由な雰囲気がロードバイクに比べるとあるような。

さて。
昨年秋のイヴェント「Dirty Hamma」からだいぶ月日はながれまして。
わたしのThundeCrafts号も仕様を若干変更しました。
まずはペダルをロードペダルに。
グラベルロードという名称から、脊椎反射的にMTBペダルを装着してましたが。
よくよく考えてみると、普段走るフィールドはグラベル率の低いオンロードがほとんどであるし。
グラベルに突入しても、ペダルを外して地面に足を着くことなんて、、、そうそう無い。
だったら、シューズもペダルも軽いロード用にするべきでは?と思ったんですよね。
実際、アメリカのグラベルレースではけっこうロードシューズで走っている選手を見つけることができます。

同じような理由で。
タイヤもスリックに。
イボイボ付きのタイヤだと、不整地のグリップは良いわけですが、オンロードだと路面抵抗があり過ぎて前に進みにくい感じが出てきました。
そこでスリックにすると、まぁ夢のようなスムーズさ。
グラベルもこれでいいのかな?と思ってきました。
34CのSchwalbe PRO-ONEタイヤです。

高松から北海道。
さまざまなフィールドをみなさんといっしょに走りました。

ご覧いただいた皆様からの評判も上々のThunder Crafts 初号機です。

最後に、カラーパターン「ThunderBolt」の配色例をご紹介しておきます。
Thunder Crafts では、このカラーパターンを使って、サイクリストのお好みの色でさまざまなフレームを実現することが可能です。
その組み合わせはまさに無限大。
店頭では即座に色を変えてお見せできますのでご検討される際はぜひご来店、もしくはメールでのお問い合わせをお願いいたします。






もちろん、ISP(カーボンシートチューブではない)版もございます。




3月23日(木曜日)から、
4月2日(日曜日)まで、
Pas Normal Studios のポップアップストアーを開催いたします
今季最新の春夏ウェアーが一堂に会します
3月26日(日)は、シクロクロスレース参戦のため臨時休業とさせていただきます
ポップアップストアーもお休みになりますのでご了承ください
こころにはいつも自転車とリスペクト盆栽自転車店です
■住所 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-11-8 1F
■OPEN ~ CLOSE
11:00〜15:30 Cafe(Saturday Only 不定期営業 カフェの営業日はカフェ部門のInstagramをご確認ください)
13:00〜20:00 Cycle Works (Wednesday Close)
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■Wednesday is every closing
■AD 151-0051 4-11-8 Sendagaya Shibuya Tokyo
■WebShop https://bonsaicycleworks.com/
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□より深淵な世界は個人ブログのほうをご覧ください
by bonsai-astn
| 2023-03-16 12:00
| ThunderCrafts