東海シクロクロス 豊田ステェージに参戦する男

シクロクロス夢舞台。
わたしは目指した。
それは豊田。
トヨタなのか、トヨダなのか。
同日開催で取手があったけど。
わたしはコッチにした。
トヨダか、トヨタか。
残留に向けてのポイント欠乏症の盆栽屋。
より多くのポイントが獲得できそうな方向を向いたわけだけど。
スタートリストを見比べれば。
参戦人数35人(東海)と、36人(茨城)でほぼ同じで。
最後尾ゴールの場合はポイント差がほぼ無い。


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そんな数のハナシに一喜一憂する自分を思うと。
ほんとうに悲しくなるというか。
実に惨めである。
レーサーの風上にもおけぬ。
そういう風情が満ち満ちとしている。
レースに出ればほぼ最後尾あたりを走り。
もはやこのキャテゴリーでは通用していないのでは?なんて思うほうが競技者にとっては至極フツーの精神状況なのだと思う。


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自分はもはや別のレースを走っている。
キャテゴリーになんとかしがみつく、残留というレースを闘っている。


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かつて20代の頃に。
やはりロードの最高キャテゴリーに居た時(当時のBR-1)に同じような感情に取り憑かれていた。
レースを走っても、うまくいってなんとか完走。
プロの混じるレースで着に絡むなんてとんでもない。
というか自分にとってはそれが現実には思えなかった。
そういうアンダードックの精神状態が自分を支配してしまい、どんどんレースを前向きに考えられなくなってしまっていた。



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もはや、この身の丈に合わないキャテゴリーに居残ることは諦めて、自分に合ったレヴェルで走ったほうがいいのでは?
そこですぐに勝ってまた昇格すればいいじゃないか、なんて。
当時はすぐに諦めてシーズンを早々に終えて翌シーズンの再起を図ったのだけど。
そうは上手くいくことはなかった。
確かに下位キャテゴリーでは上位キャテゴリーに居た頃とは考えられない位置で走ることができたし、レース中に逃げてみたりすることもできてレースを楽しめたのかもしれないけれど、結局脚を使い過ぎていつも撃沈してしまうということが多かったような。


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諦めるというのは悪い言葉ではあるが。
名誉ある撤退。
そのほうがある意味潔い。
日本人好みである。
わたしもそうだった。
逃げるは恥だが役に立つ。
そんな人気ドラマもあった。
だから、しがみつこうとしているいまのこの状況は辛い。
あまりにも辛い。
もしかすると恥ずかしい。
そういう思い違いすら起こさせてくれるが。
20代のわたしがすぐに諦めたこの状況を。
わたしは40代になってそれでも闘うことにしたんだ。
なんなら楽しもうとすら思う。

そこにリスペクトがある。



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なぜ、レースを走っているのか?

アンダードッグに取り憑かれるとそういう禅問答が思い浮かばれる。
それには答えはない。
今回も会場に向かうクルマのなか。
浜王がサポートしてくれる高級車の車内で。
わたしは陰鬱とした気持ちをひきづっていた。
試走の時もそう。
繰り返し景色が変わらない。
コースを進んでいるのに何度も同じ景色が繰り返されるような。
そんなデジャブのような。
迷宮のような。
コースをぐるぐるしながらさらに陰鬱とした気持ちを深めていた。
精神的にヤヴァイ。
とりあえず最後尾だし、リラックスして行こう、、、。


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後方スタートだったけど。
スタート後の混乱を抜けるのは得意みたい。
真ん中くらいまで上げることができた。
数周するとペェースも落ち着いてきて。
あ、このままイケる?
最後尾ゴールを想定していた欲なしの陰鬱状態からすれば大戦果が挙げられそうに思っていたら。
背中が激痛になり戦線離脱。



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ズブズブに抜かれて最後尾付近まで下がってしまうけれど。
ラスト3周くらいで回復してなんとか反撃まですることができた。
そこで3人くらいを抜いて28位でゴール。

後ろの争いではあるけれど、レースができた。
それだけでもレース前のアンダードッグの支配を遠ざけることができたのかもしれない。
まだこのキャテゴリーに居てもいいのかもしれない。
20代の頃の経験を今の自分に活かすためにも闘いを諦めるわけにはいかない。
闘いを諦めてしまうことこそにリスペクトがない。
残留に向けてペダルの踏み込みを強めるしかない。

そこにリスペクトがある。


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1. 10/30 北海道シクロクロス エントリーせず
2. 11/20 港シティハーフマラソン DNS
3. 12/4 東海シクロクロス #2 東郷ケッターパーク C1 DNS
4. 1/19 茨城シクロクロス #4 大洗サンビーチステージ C1 DNS
5. 2/5 四国CX 高知ヤシィシクロクロス C1, 7/7 100% 34pt
6. 2/26 東海CX 豊田 C1, 28/34 82% 12pt


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レース後。

せっかく豊田に来たわけだから。
トヨタ自動車博物館に寄って行きませんか?と浜王に連れられていってきました。


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立派な建物の中に歴史的価値が高い名車たちがズラリ。
すごいです。
全部ビカビカに磨き上げられてました。


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トヨタ自動車博物館といってもトヨタ車だけではありませんでした。
世界の名車が揃っていました。

こういう文化的な事業をできる大企業ってすごいなぁと感心させられてしまいました。
そういや、自転車界にもシマノさんがやってる博物館がありましたね。
赤坂だったよな。
今度行ってみることにします。


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クルマを見た後は。
クルマエビ。
クルマ好きの浜王にとっては当然のルートなのかもしれません。


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同日開催の茨城シクロクロスよりも遠い東海シクロクロス。
シクロクロッサーの行動範囲としてはありえない選択肢であるわけで。
なので今回東京から参戦しているのはわたしだけでした。
しかし、残留戦を闘う盆栽屋としては当然の賭け。
そのギャンブルに勝った負けたかは謎なところですけれど。
とりあえず初期の想定以上のポイントをすることが獲得できました。
残留に向けて少しでも前進できてよかったです。

そして、浜王のおかげで旅行としても良い体験をさせてもらいましたし。
ひさしぶりに会う方も多く、そういった面でも旅を楽しむことができました。
東海シクロクロスを選んで良かったと思います。



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シクロクロスが楽しくなってきました。
最後、来週にもう1戦です。














3月5日(日曜日)は、
シクロクロスレース参戦のため
臨時休業とさせていただきます

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by bonsai-astn | 2023-02-26 13:20 | TEAM BONSAI レース編
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