11S ☞ 12S RED eTAP AXS の組み替え作業をしました 盆栽屋の場合

ミーの愛車。
キングギドラ号を11Sから12Sに組み替えました。

11SのeTAPで構成されていたキングギドラを。
12SのeTAP AXSにアップグレードしたのです。

そこにリスペクトがある。


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そもそも。
eTAPの11Sから、eTAPの12Sに組み替える必要があるのか?という疑問は、昨年の5月頃にeTAP AXSが急遽リリースされたときからありました。

新しいギア比のコンセプト。
重量化したパーツ(レバー、FD、RD)。
など。
新しく出てきたパーツに飛びつかないには理由がありました。


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けれど。
日頃、カスタマーの自転車を作業させていただくうちに。
あたらしいSRAMの良さが滲み出てくるように感じられるようになったのです。

あきらかに自分のeTAP(11S)よりも動きがイイ!!

そう!
キャタログスペックではわからない。
実際にさわってみないとわからないところにこのパーツへのリスペクトがあったのです。


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しかし、
ロードバイクのキャリア20年近くの昭和のサイクリストである盆栽屋。
SRAM AXSの新しいギア比のコンセプトは受け入れることができませんでした。

盆栽屋が通常使用しているフロントチェーンリングは、53/39。
ロードバイクをはじめたときから53/39。
初心者のときから、メッセンジャーのときも、実業団のレースをしていたときも、グルメライドばかりをしている最近でも、ロードバイクはいつだって53/39です。

脚力の向上や衰えの面はいつもスプロケットを交換することで補ってきました。
はじめは、12-25。
実業団時代のレースギアは、12-23。
さいきんは、11-32。
というように。

そんな盆栽屋ですが、53/39以外を使ったことが無いというわけではありません。
実業団のレースをしているときに、自分よりも速いチームメートが50/34のコンパクトを使っているのを真似して採り入れてみたこともありましたけど、なんだかスピードが出てない感じがしてダメでした。
キングギドラ号が完成した時にROTORのギアが不良品で、すぐに入手出来る52/36にしてたときもありましたけど、アウター52のときはそうでもないけど、インナー36のときにメリットよりもデメリットのほうが多く感じられました。

フロントのギアが小さくなった場合、リアのスプロケットを重いギアにかければギア比的には変化が無いはずなのですが、その重いギアにかけるという操作をなかなか自然にできないということなんです。

SRAMが提示しているような机上の計算と実感にはズレがあるわけです。
自分が気持ち良いと感じるトルクの感覚があると思うんですよねー。

おそらく、11S時代からアウター50T以下でお乗りの方はSRAMの新しいコンセプトを自然に受け入れられるのではないかと思います。


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この「新しいギア比受け入れられない現象」はトッププロでも実在してしまったのか。

それでいて、リアのスプロケットは通常通りの10-28なので、アウタートップで54x10というプロでも踏まないのではないかという組み合わせになってしまいます。

10Tのトップギアを使うのであれば実用的と言えるわけですが、「使わない」のではなく「使えない」のであれば12Sではなく、事実上11Sになってしまいなんとも間抜けな自転車になってしまうなぁと思うわけです。

まぁ、わたしも11Sの状態で、53x11というギアにはなかなか入らないので、11Sの時代から10Sで走っていたようなものです。
それがさらに重い53x10なんてありえないギア比です。


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さて、
いろいろ考えてフロントのチェーンリングは53/39のママでいこうと思ったわけですが。

そうなると上記の理由でSRAM純正のスプロケットは選択肢にはいりません。
なぜなら、53x11も滅多に使わないし、53x10なんてありえないので。

12Sに組み変えたのに事実上10Sになってしまう超マヌケ仕様になってしまいます。
ですからスプロケットは他をあたることにしました。

12SはSRAMだけではありません。
カンパニョーロがあるじゃないか。

そういうリスペクトもあるのです。


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そこで、カンパニョーロのスプロケット11-32に白羽の矢を立てたのですが。
実物を触ってみて絶句です。
それは重量。
ヤヴァくないですか?これ。
アルテグラとほぼ同じ重量なんですよ。
もしかして、コーラスが間違えて届いてしまったのかもしれません。
いやいや、そんなことはありません。
最新のスーパーレコードのスプロケットは、スーパーレコードなのにこの重量なんです。


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スチールの塊から削り出してスプロケットにするというイマドキ流行りの工作をカンパニョーロがはじめて導入した意欲作ではありますが、スプロケット全体がほぼ一体成型というスタイルは採用せず、従来通りスプロケットがある程度バラバラになる古いスタイルのせいで重量が削減できなかったのでしょうか。
いままではロー側のギアがチタンとアルミのコンポジットであったのに、スチール削りだし1本ですから、重くならないわけがないだろうというわけです。

重量はアレですが、53/39のチェーンリングに合わせたい盆栽屋の個人的な要求にはギリギリオッケーという感じ。


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チェーンは、軽量で丈夫そうなカンパニョーロか、形状に特徴があるSRAMのポルトガル製チェーンで悩みましたが。
ぱっと見でわかる一直線の感じが美しいSRAMのチェーンにしてみました。


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リアディレイラーのプーリーもはじめからCERAMIC SPEEDに交換。
COATEDの回転性能は最高の回転性能。
リスペクトがあります。


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さっそく乗っています。

eTAP AXS はとにかく変速の動作が良いです。
その動きの良さは、カスタマーの自転車を作業させていただいたときからわかっていたつもりでしたが、やはり乗ってみるとさらにその良さに気付かされます。
とくにレバーの変速スイッチのストロークの小ささ!!

11Sの頃はレバーと変速機の動きやストローク感や遊びが、ちょっとオモチャの機械のような完成度だったのですが。
12SのAXSになって、レバーの変速スイッチのクリック感のストロークがより小さく確実になり、フロントの変速も倍速くらいに速く、リアの変速は変速ショックが少なくスッスッと静かに変速します。

これは!
もはやデュラエースのDi2にも負けてないのではないか!


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■フレーム

Independent Fabrication Ti Crown Jewel

■スペック

レバー:SRAM Red eTAP AXS
Fメカ : SRAM Red eTAP AXS
Rメカ:SRAM Red eTAP AXS
クランク:ROTOR ALDHU
ブレーキ : SRAM Red
チェーン:SRAM Red AXS
BB : Chris King T47 Ceramic
スプロケット:Campagnolo Super Record

ヘッドパーツ:Chris King Inset8
ハンドル:3T Rotundo Limited
バーテープ:Fizik TEMPO 3mm
シートピラー:ENVE 旧型
サドル:Fizik Aliante Classic Custom by Busyman
ペダル : Speedplay ZERO 盆栽屋スペヒャル

ホイール:BONSAIxENVE
リム : ENVE SMART SYSTEM SES 3.6
Fハブ:DT 240s Straight Pull x Ceramic Speed
Rハブ : Campagnolo Cult x Ceramic Speed
スポーク : SAPIM CX-RAY
タイヤ:SCHWALBE PRO ONE




コンポーネントの組み替えは、フレームやホィールのようにひと踏みでわかる「わかりやすさ」はないものの、使っているうちに確実にわかる良さがあるはずです。

値段はもちろんのこと。
軽さやギア比。
変速性能やブレーキング性能。
メンテナンス性とコスパ。
そして、組み付けがしっかりしていないと想定された性能を発揮しません。

コンポーネントは、フレームやホィールよりもサイクリストとの相性が問われる部分なのかもしれません。


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すでにeTAP 11S をお使いの方には今すぐ組み替えるべき!とまでは言いませんけれど。
変えても確実にわかる良さがあると思います。
eTAPではない方は絶対に良さを実感していただけると思います。

スマホのアプリと同期させて使用ギアの割合をデータとして得ることができますし、節電性能も11S時代からかなり良くなっています。
実際にお値段も上がっていますが、操作感からくる高級感が増していると思います。

これは盆栽屋の一例に過ぎません。
あなたに合ったパーツを見つけましょう。
わたしにお任せいただければ見つけます。

盆栽自転車店では組み替えのご相談も大歓迎です。
ご相談お待ちしてます。
















6月のカフェ営業予定
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こころにはいつも自転車とリスペクト盆栽自転車店です

■住所 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-11-8 1F
■OPEN ~ CLOSE
08:30〜17:00 Cafe(Friday) 
10:00〜17:00 Cafe(Saturday & Sunday & 祝日)
13:00〜21:00 Cycle Works
13:00〜20:00 Cycle Works (Sunday)
■Wednesday is every closing
■AD 151-0051 4-11-8 Sendagaya Shibuya Tokyo
■WebShop https://bonsaicycleworks.com/


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by bonsai-astn | 2020-06-22 12:00 | Indyfab
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