バイクエイジング #crossruinseverythingaroundme 後半編

年が明けてクロスシーズンの後半戦。
前半は悪天候にメンテナンス面でも苦しめられた盆栽屋でしたが。
後半戦はうって変わって天候には恵まれまして。
高知以外のレースでは雨が降っていないうえに、コース的にも泥のレースがありませんでした。
コースに応じて2とおりのタイヤチョイスの用意がある盆栽屋。
後半のシーズンはドライ&オールラウンド用のホィールセットを多用することになりました。
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1月には大雪が積もった関東地方。
東京でも例外ではありませんでした。
各方面の交通がマヒするなか、シクロクロスバイクであれば凍結さえしていなければ走れます。
こういうときこそシクロクロスの出番。
なんとなく練習をしている雰囲気と。
新雪のうえを走るとなによりタイヤがキレイになります。
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千葉〜堺〜愛知牧場と転戦をするなかで。
堺で後輪がパンク。
そこで、後輪だけとっておきの新発売タイヤのセミマッド用に交換したら、後輪だけは調子良かった愛知牧場。
そうなったら前後とも交換したほうがいいんじゃないですか?と中里選手にアドヴァイスを受けまして即座に交換の盆栽屋。
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高知の前にタイヤを前後ともに新型に交換完了。
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さらに、あまりに上手くいかないリザルトに対してモノに当たったのか。
サングラスを塗装し出したり、ヘルメットは以前まで使っていたSYNTHEにしてみたり。
いろいろ変えて臨んだ高知でした。
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やはり、新型のタイヤは自分との相性が良く。
高知での落車やコースアウトは1周目に他の選手と接触したときのみで、他はノートラブルで終える事が出来ました。
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そういえば、後半戦でマッドタイヤを使用したのは前橋シクロクロスだけでした。
前橋のコースですとオールラウンドのタイヤを使用する選手がほとんどだと思いますが、やはり泥のコーナーリングに苦手意識があるのでマッド用を使いました。
コチラのホィールのデカールもシーズン途中で2回変えています。
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そして、後半戦で最大の機材変更はポジションを変えたところ。
年明けからサドルポジションをかなり前に出して、前乗りのポジションを試しているところでした。
その位置も煮詰まってきたので、前橋からは見た目もスッキリなストレートピラーを導入。
これだけでサドルが以前よりも高く見えるわけですからおもしろいです。
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前乗りポジションを試そうと思ったきっかけは。
野辺山前後に来日していたギャリー選手の走りを間近で見ていて思ったのです。
ギャリー選手のあのアグレッシブな走り。
もしかしたら、ポジションにも理由があるのかもしれない。
実際、ギャリー選手のサドルポジションはサドルが限界まで前に出されているセッティングでした。
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これまでの自分はロードレーサーらしい前傾が深いポジション。
しかし、レース序盤からキツくなってくると背中のアーチが伸びてきて。
背中が潰れてしまっているイメージです。
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それがサドルポジションを前に出すとどうなるのか。
下の画像は関西クロス堺での一枚。
背中が起きた感じになりました。
これにより重心の問題や、姿勢による呼吸の問題などいろいろと変わってきたと思います。
個人的にはコチラのほうがシクロクロスに合っているのではないかと今のところは思っています。
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今シーズンから投入した自転車には油圧システムのREDのレバーを付けているのですが、ハズレを引いてしまったのかシーズンを通してレバーの調子が悪く、何度となくブリーディング作業をすることがありました。
ブリーディングをしてもどうしようもならない場合は、レバー本体を代理店に送り返して診てもらったりして。
そのあいだはスペアのレバーで、でも外身はREDになるようにレバーを組み替えたりしてレースに出ていました。
そういう作業を繰り返す羽目になりましたので、このSRAMのレバーへの理解度が上がったように思います。
できれば機材トラブルには遭いたくないわけですが、自転車屋という性格上、こうしてカスタマーの方よりも先にトラブルに遭っておくことで修理も迅速に行えますし、どういうふうに壊れたのか、不良品なのかの判断もつきやすいというものです。
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そろそろシーズンも終了。
今シーズンは今週末の茨城シクロクロスを残すのみとなりました。
来シーズンに続ける方はシクロクロスバイクのメンテナンスをぜひ今のうちに。
オーバーホールに、部分的な修理など。
いろいろご相談ください。

来シーズンは新しい自転車で!という方は、盆栽自転車店では現在フレームオーダーキャンペーン中です。
これからシクロクロスをはじめようという方もオススメですよ!
ぜひともこの機会をご活用ください。
3月31日まで。
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アイエフのシクロクロッサーに乗り換えてからというもの成績がぐんぐん上昇しているアンディ・ゴーホール氏。
今や表彰台の常連さんとなってしまいました。
アンディ氏のシクロクロスはスチール製のフレームにディスクブレーキ&スルーアクスルの最新スペックです。
これは盆栽屋のシクロクロスとまったく同じ仕様です。
Independent Fabricationはフルオーダーフレームなので、フレームのジオメトリーやカラーリングがオーダーできるのはもちろんのこと、シクロクロスのレースバイクらしくボトルケージ穴を無くしたり、フロントシングル仕様にしたり、、、というふうに自在です。
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VYNL BIKESはアルミフレーム。
アイエフのようにフルオーダーではありませんのが、シクロクロスの場合は、ディスクブレーキ&スルーアクスル&ENVEフォークというスペックが標準仕様なのでお買い得です。
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こんなファンキーなカラーリングも!
来シーズンからシクロクロスデビューという方にもとってもオススメです。
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3月31日(土曜日)までフレームオーダーキャンペーンを開催中

こころにはいつも自転車とリスペクト
盆栽自転車店です

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by bonsai-astn | 2018-03-05 12:00 | 盆栽屋仕事録
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