ミーのアイエフができるまで

〜前回までのおハナシ〜

アイエフのレースで使用前提のフレームをオーダーしようという重い思いに至った盆栽屋。
3本目のフレームである。
勝手知ったる仲。
電子メールに想いを載せて飛ばせてみたものの。
カーボンフレームにはユーの塗装はできないよ。
なんて、言われてしまうのであった。
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そこで考えるわけです。
カーボンフレームにするのか。
他のフレームでデザインを優先させるのか。
初志貫徹でカーボンフレームを選んで欲しくないデザインのママで乗るのか。
もしくは、買わないとか。
いろいろ考えました。
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そこでドラスティックな方針転換がなされます。
フレームをCorvidからTi Factory Lightweightに切り換えることにしたのです。
はじめの想い。
アイエフのカーボンフレームに乗ってみたいな。
という想いはどこえやら。
デザインの実現不可能に気圧されて消えてしまったのです。
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さて、ここでTi Factory Lightweightというモデルを御紹介しておきましょう。
アイエフの数あるラインナップのなかでも最も軽量とされるフレームがコチラ。
チタンのロードフレームは他にCrown Jewelが存在するわけですが。
そのフレームをカスタムフレームビルダーの環境で可能なかぎり最新のスペックを持たせたフレームがコレ。
スーパーオーバーサイズのヘッドチューブに。
シートチューブはカーボンで。
さらにシートピラーはISP仕様。
しかも、そのシートマストはオリジナルで製作されたものになります。
ボトムブラケットもプレスフィット30という仕様なので、Rotor Powerのクランクセットを使う予定のわたしにはピッタリ。
というわけなのです。
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そんな、Ti Factory Lightweightですが。
フルカーボンモデルのCorvidよりもグレードは下に位置します。
ということは、お値段も下。
あ、この価格が安くなるぶんで塗装のアップチャージもまかなえるカモ。
なんて目論んだわけです。
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もちろん、チタンフレームは塗装をしなくても良いフレーム。
塗装をしなくとも成立するフレームであります。
しかも、塗装よりも生地のほうが丈夫ですから。
塗装をすることによる、塗装ハゲや小傷に悩まされるよりは。
頑丈な生地のママのほうが良いのではないか。
という思いもよぎったのですが。
デザインに関しては初志貫徹の盆栽屋。
チタンにもかかわらず全塗装のフィニッシュで生地を覆い隠そうとしたわけです。
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あとは、また電子メールに想いを載せて連絡をするだけ。
悩みに悩んだ末の決断でしたので。
送信ボタンを押して、ホッと肩の荷が下りた気がした盆栽屋。
しかし、その数週間後に。
このフレームオーダーという一大事業が平坦路ではないことを思い知らされるのです。
ミーのアイエフができるまで_e0154650_1655584.jpg


続く








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by bonsai-astn | 2014-09-11 12:00 | Indyfab
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