もしも…Independent Fabricationに乗るなら、盆栽屋の場合

もしも…。
IF。
Independent Fabrication。
自分の自転車にするのであるならば。
さて。
どうしようか。
盆栽屋が選んだのはステンレス。
デザインの希望は妥協ナシで。
ジオメトリーに関しては完全にオマカセ。
そこにリスペクトがある。
e0154650_13104076.jpg
オーダーさせていただいたのは。
盆栽自転車店が開店して間もない2011年10月12日。
Independent Fabricationの取り扱いを開始させていただくということで。
まずは自分の自転車をオーダーさせていただこうと八ヶ岳バイシクルスタジオに向かいました。
取り扱いに際してのお勉強です。
そして、矢野さんに直接オーダーさせていただこうと思ったのです。

2011年10月12日の記事 ☞ IF もしもわたしが〜するなら
e0154650_2329636.jpg
オーダーさせていただくバイクの方向性。
ズバリ。
エレガントライド用。
三浦半島などの海沿いの平坦を巡航している感じがイメージ。
高速ツーリング用という希望を出させていただきました。
レース用のクイックな雰囲気よりは。
どっしりとした味わい深い乗り味をリクエスト。
細かい数値は、わたしの希望に沿ってIFがデザインしてくれるのです。
e0154650_17581774.jpg
肝心の塗装。
コチラはけっこう細かく指示を出させていただきました。
IFの豊富なカラーヴァリエーションからわたしが選んだのは「Baby Blue Pearl」。
基本色を選べば、あとはIFの王冠ロゴの色を選んでデザインは終了ということになりますが。
カスタムオーダーのフレームですので、エクストラチャージを支払えばデザインをいろいろ変える事ができます。
e0154650_1310456.jpg
わたしの場合。
ダウンチューブのデカールはステンレスの生地を透けさせてもらい、ひとつのボックスだけHot Pinkに(¥6o,ooo)。
バックステーは塗装しないで生地のままの3/4塗装に(¥25,ooo)。
フロントフォークはフレームと同じカラーリングに塗装してもらう(¥18,ooo)。
というわけで塗装だけで、¥1oo,ooo以上のチャージになりました。
ダウンチューブのデザインは、かつて前例がなかったらしく要相談ということだったのですが、しっかりとデザインとおりにやってくれました。
ちなみにシートチューブの王冠ロゴは、八ヶ岳に来るまで考えてなかったので勢いでオマカセにしたら、ダウンチューブと同じ透かしの王冠マークにしてれました。
e0154650_13104291.jpg
八ヶ岳バイシクルスタジオでオーダーの一日を過ごし。
ほぼ2か月後にフレームジオメトリーのデザインと塗装の見積もりが上がってきました。
そこでサインオフして、アメリカにて製作が始まります。
これから製作に基本で8週間。
この納期はいろいろな事情によって前後しますが、わたしの場合は2か月ちょうどでやってきました。
オーダーからほぼ4か月。
届く前に、IFのつぶやきでチラ見してしまっていたのですが。
ドキドキの対面です。
届いたフレームは綺麗すぎて。
乗るのが勿体無いと思えるほど。
そのせいで自分のモノであるという現実感が、やや薄かったという印象すらありました。
納品の日にもブログを更新しています。

2012年2月16日の記事 ☞ Independent Day
e0154650_0224141.jpg
フレームが来たら、組み付け。
単純明快な流れでありますが。
今回の場合はここが長かった。
まずはメインコンポに選んだSRAMが日本の代理店を失効しており入手困難な状況。
さらにROTORやENVEなどの品薄パーツの影響でパーツが結集するタイミングはいつになるのやら。
とはいえ、乗る自転車が無くて早急に組まなければいけない状況でもないうえに、このSSRは展示のフレームとして非常に適任だったのでパーツの入荷をノンビリ待つことにしました。
おかげで、置きモノ化していたハンドルを使う決心が固まりましたし。
クランクをROTORに変更できましたし。
組み方に関しても新しいアイデアを練る時間がじゅうぶんあったので結果的には、この待つという時間も悪くなかったのではないかと思います。
新発売のバーテープを使うことができましたしね。
それにしても、フレームが来た日からパーツが揃って組むまでに。
実に11か月を要してしまったのですが。
e0154650_13104216.jpg
e0154650_13104164.jpg
■フレーム
Independent Fabrication SSR

■スペック
レバー:SRAM Red
Fメカ:SRAM Red
Rメカ:SRAM Red
ブレーキ:SRAM Red
スプロケット:SRAM Red 11-26
チェーン:SRAM 1091R

クランク:ROTOR 3D PLUS
BB:ROTOR BSA30

ヘッド:Chris King Stainless
ハンドル:Cinelli RAM2 Mike Giant
バーテープ:Fizik
シートピラー:ENVE
サドル:Fizi;k Aliante Kium
ペダル:Speedplay Zero Stainress

ホイール
リム:ENVE SMART SYSTEM 6,7 Clincher
ハブ:Chris King R45
スポーク:SAPIM CX-RAY
タイヤ:Michelin PRO4 Service Course
クイックリリース:Dixna Carbon Ti

ボトルケージ:King Cage IRIS

■重量 7,75kg
e0154650_141919.jpg
アメリカンフレームにはパーツもアメリカン。
意図しなかったものの、結果的にそうなりました。
ハンドルステムはイタリアのCinelliですが、コラボしているアーティストはアメリカンです。
フレーム、ヘッドパーツ、ハンドルセットは現在のハイエンドパーツにくらべて重量級でしたが、他のパーツがほとんど超軽量で構成されたため7kg台を実現。
ホィールをFulcrumのRacing Light WOの状態にすると全体重量は7,5kgまで落ちました。
エレガントライド用なので美観のため、メーターセンサーは付けません。
e0154650_17581779.jpg
さて、どんなに塗装が美しいフレームでも走らなければ自転車フレームとは言えません。
果たして。
Independent Fabricationの性能はどれほどのものか?
それは八ヶ岳バイシクルスタジオの矢野氏の走り、あとは盆栽チーム員でIFオーナーあるヤマノハ氏やカイコ氏を見ていて性能への心配はしていなかったのですが。
それでもフレームセットの重さ(約2kg)に大丈夫かなと思ってもいたのも正直なところです。
しかし、最初のひと乗りでそんな不安はすぐになくなります。
まずは、バイクコントロールがとても素直で乗りやすい。
あとはハンドルから手を離したときもバイクの安定感がすばらしいです。
このへんはオーダーとおり。
エレガントライド用という希望通りのジオメトリーが出ているということでしょう。
e0154650_1447952.jpg
このフレームは打てば響く非常に高いレーシング性能も魅せてくれるフレームでした。
ステンレスのフレームをはじめて所有し、はじめて乗ることになったわけですが。
アルミやチタンよりも乗り心地が良くて路面のショックの拾い加減は、乗り心地に優れるカーボンフレームのよう。
そして、踏み込んだときのしなりはスチールのフレームより硬質ですが、たしかなしなやかさがあってペダリングを、グンと推進力に変換してくれます。
伸びのあるストレート。
ホィールの素性とも相まって巡航時は最高の乗り味を発揮してくれるのです。
e0154650_13104363.jpg
オーナーの数、自転車の数だけある自転車誕生のストーリー。
フルオーダーのカスタムバイクの場合はそれが自然と濃いものになると思います。
市場ではカーボンフレームが席巻しており、金属フレームはオールドスクールな過去のモノであるという見方がもしかするとあるのかもしれません。
ヴィンテージバイクの世界のように懐古的な金属フレームの楽しみ方も一興ではありますが。
Independent Fabricationをはじめ多くのビルダー系フレームは金属フレームがメインですが、そういったヴィンテージバイクとは趣味を異とすることも可能です。
実際、わたしがオーダーしたステンレスは自転車フレーム用の素材としてはカーボンよりも新しい新素材になります。
盆栽屋のSSRのように近代的な最新パーツのセットで組み上げてもなんら違和感を感じさせません。
走りでも安定感に溢れる乗り味は軽量すぎるカーボンバイクが失ってしまった価値を持っていると言えるでしょう。
e0154650_141498.jpg
既存のバイク、吊るしのフレームでは自分の欲しいモノが無い。
それはデザインだったり、サイズであったり、乗り味や雰囲気であったり…etc。
そう思ったらフルオーダーのカスタムバイクの出番です。
紛れもなく世界で1台の自分専用という自転車を手に入れることができます。
フルオーダーバイク。
リスペクトありますよ。
盆栽自転車店ではIndependent Fabricationをオーダーすることができます。







こころにはいつも自転車とリスペクト
盆栽自転車店です

■住所 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-11-8 1F
■電話番号 03-3497-8885
■FAX 03-3497-8886
■営業時間 
7時〜16時カフェ営業(平日) 
10時〜16時カフェ営業(土日)
12時〜21時自転車店営業
■定休日 水曜日
by bonsai-astn | 2013-01-26 12:00 | Indyfab
<< お楽しむ男 辛口な男 >>