世代間抗争の狭間で生きる男

混乱はわたしの迷いが原因だったのかもしれない。
コースを事前に打ち明けている盆栽ラン。
しかし、急に気が変わることもある。
予定は未定で決定ではなし。
昨日の深夜に変更を告げたものの。
ルートをバッチリメーターに仕込むことができたのはYノハ氏と見習いのK本氏の若手のみ。
40代のY村氏とY井氏は連絡届かず準備ができなかったようで。
わたしも、なぜだかルートが入っていないという状態。

そんなかんじで走り出せばどうだろう。
40代コンビは若手に道を聞くものの、ほとんど前に出る事が無い。
ルートを入れた若手中心のローテーション。
まるで社会の縮図を見るかのようだ、といったら大げさだろうか。
その後、中盤になるとYノハ氏がほとんどを引いてくれていた。
わたしはその責任感の高さに汗が涙に切り替わったのだが。
だからといって、カレの代わりに前を引くことはしない。
30代のわたしは見つめるだけ。
これも社会の縮図か。
そこにリスペクトがある。





上りにはいっても、今日は一定のペース。
ピースフルな集団。
全員でペースを合わせて上る。
ラクをしていた40代コンビは軽々と上っているように見える。
行きたい気持ちを抑えられないようにも見える。
今までしっかり働いてくれた若手のために、わたしが代わりに逆襲をしてあげなくては。
ダンシングで軽々と上る40代コンビを後ろから眺めてわたしは若手のふたりに誓うのだった。





最後の長い上りで作戦は決行される。
いつものグリーンラインで。
刈場坂峠。
勾配のコントラストがハゲしいこの峠は40代コンビとの決戦の場として悪くない。
そういえば、先週の定峰峠でも最後に残ったのは、同じメンツだった。
今日はY村氏が序盤まで粘ったものの。
この峠を何度か走ったことがあるわたしのペース配分がうまくいったようで逆襲は成功。
途中で先行していたチーム員のK原氏を追い抜く。
若手コンビにこの喜びを伝えたいが、カレラは前半からの消耗がたたって姿は見える距離には居らず。
わたしは頂上で一瞬たりとも止まりゃしない。
合い言葉はいつもどおり。
サイの角のようにただ独り走れ。





何度も行っているグリーンラインのなかでも初めて走った下りのルートは序盤は道がキレイで走りやすかったけれど。
後半は勾配がキツく、道も悪くなって、ややストレス。
そんな下りを下っているうちに独りよがりの気分も萎えてきて。
オッペ美術館の丘で後続を待つ事に。
止まって待っているとつづら折れの向こうにY村氏が登る姿が見える。
その後、下りで合流。
Y村氏のおかげで快走ペースを維持して店に帰還することができました。

およそ150km

※ケータイを忘れたので画像がありません









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by bonsai-astn | 2012-11-11 07:00 | TEAM BONSAI 活動記録
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