カテゴリ:盆栽屋仕事録( 24 )

クリスキングにBSA30

こんなブログ記事を見て。
こゝろは高鳴り。
ある日は自分を落ち着かせるのに必死になった。
Chris KingのThread Fit30が発表されたのである。
ネジ切りBBのフレームにROTORの30mmシャフトを組み合わせるとなると必要になるこのサイズのBB。
今まではROTORの純正しか無かったと思う。
だからわたしは脊髄反射でオーダーした。
だって自分の自転車は3台分すべてROTORクランク。
衝動買いはしてないか?
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1か月くらいが経ってパーツが代理店に入荷。
そしたら担当の方から連絡が。
「ヨシダさん、これはロードのフレームでROTORクランクに使うんですよね?」と。
そして、担当の方は続ける「このBBの対応規格のなかにロードのBSA30は含まれてませんのでもう一度メーカーに確認してみます」しばらくしてまた連絡があって「このBBはMTB規格のクランク用のものでロードのフレームでROTORクランクを使うためにはできてないそうです」と。
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えー、マジで。
それにしてもネットの情報ってアテになりませんね〜。
ホントに。
誰だよ、こんなブログ書いたの、ってオレだよ。
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いや〜自分のせいでこんな売れなさそうなパーツが大量に不良在庫になってしまうのは代理店に申し訳ないし。
ネットに嘘情報バラ撒いたみたいであと味悪いし。
そして、どう見ても使えそうだし。
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なので慎重な担当氏に無理を言って1個だけ売ってもらうことにした。
専用工具とともに届いたBB。
キレイなアルマイトには眼もくれずに各所の寸法をノギスチェックで測りまくってどうやらイケそうなのを確認して組み付けてみる。
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そういうわけで無事にシクロクロスマッスィーンからこのBBにチューンナップ完了。
スチールフレームの薄いBBシェルから比較するとベアリング部分の張り出しが大きいのが気になるヒトも居るかもしれないけれど。
カラーマッチングが出来るという点では見た目上のメリットがあるわけで。
なにより回転性能がよくなるのがリスペクトがあるところ。
耐久性も元々のBBよりかなりよくなっていることでしょう。
なんせ専用のツールでグリスアップもできますす。
そういうところがChrisKing品質なわけ。
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このBBは高知シクロクロスでデビュー。
するするの回転でわたしのC1残留をアシストしてくれましたとさ。
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そんな試用期間を経て。
メーカー保証は無いわけだけど。
とりあえず使えることは自分のなかで証明できた。
「メーカー保証ありませんよ」って言われてしまうと一瞬身構えてしまうわけですが。
現状の手持ち自転車を見てもメインコンポはスラムだけどチェーンとクランクはスラムじゃないし。
そういう適応外使用というのはカスタマイズの途中でかならず遭遇するものです。
パワーメータークランクもやっとシマノから発売されるという具合。
それまではどうだったのか?という理解。
なので、カスタムやチューンナップはそういう境界線の先にある場合もおおいにあるよなと思うときもあるわけです。


さて、
使えるという認識が出来ましたってことで代理店にて停めてもらってましたBBが入荷してきましたよ。
自分のモノだけでもこんなに大量に。
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今度はシャーク号を手術。
このフレームはPressFit30のBBなんだけど。
そのままPressFit30のBBを使うとフレーム=BB=クランクの相性が悪いのか所有1年を経過したあたりから謎のイオンの発生。
なかなか収まらないという迷宮のBBを抱えていたのです。
そこに来てこの規格外のBBがまさかの救世主になってしまうのか。
PressFitなのにネジ切りのBBがセットされてるのが実は違和感あるのに、見た目はむしろ違和感が無い。
これで治ってくれるといいなぁ〜。
それにしてもプレスフィットに付けるとフチのサイズがピッタリだ。
見た目はいいな、とりあえず。
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そういうわけでネジ切りBB規格のフレームにROTORのBB30が組み付けられている方はこのBBに交換することも可能です(メーカー保証外ですが)。
ヘッドやハブと同じようにChrisKingのパーツとカラーマッチングができて。
より良く廻って堅牢なBBに交換したいという方はご注文ください。


お店のブログという立ち位置でこういう適応外使用を宣伝するのは個人的な趣味ではないのですが、個人のブログのほうに「このパーツ使える!」と発売前に書いてみたら見事にメーカー指定では「ハズレ!」という回答になりましたので、パーツの発売後に自身で検証したうえでこうしてブログ記事として書かせていただきました。












3月5日(日曜日)〜3月11日(土曜日)までの期間は盆栽屋単独海外出張のため自転車営業はお休みとさせていただきます
カフェは通常通り営業させていただきます


こころにはいつも自転車とリスペクト
盆栽自転車店です

■住所 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-11-8 1F
■OPEN ~ CLOSE
08:30〜17:00 Cafe(Weekday) 
10:00〜17:00 Cafe(Saturday & Sunday)
13:00〜21:00 Cycle Works
■Wednesday is every closing
■AD 151-0051 4-11-8 Sendagaya Shibuya Tokyo
■WebShop http://bonsaicycleworks.com/

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by bonsai-astn | 2017-02-27 12:00 | 盆栽屋仕事録

オーバーホールは随時受付して〼

Mr.T氏からアイエフのオーバーホールのご依頼を承りました。
世界中をお仕事で飛び回ってらっしゃるこの方の出張先でのライドバイクとして運搬しやすいようにS&S Couplers(フレーム分割)仕様になっているこの珍しいアイエフ。
ニューヨークで購入されて世界中を走り回って以来3-4年が経過して見るからにボロボロになっていたところでオーバーホールのご依頼をいただきました。
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中身のほうもかなりサビサビで。。
BBとBBカップが固着しており、本来クランクにくっついてくるBBがクランクからするりと外れてしまいました。
こういう事態に至ってもスモーツパーツを交換して使い続けることができるのはカンパニョーロの隠れた性能のひとつと言えます。
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オーバーホールはゲームでいうところのリセットボタン。
さらに言えば、リフレッシュボタン。
そして、僭越ながら組み付ける人間が変われば買った時よりも良くなる可能性もあったりします。
自転車の持つ性能を最大限に引き出す組み付けをすることにより生き変わるのではなく、生まれ変わるのです。
そこにリスペクトがある。
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オーバーホールの納期は1週間〜10日程度になります。










1月7日(土曜日)から1月11日(水曜日)まで遅くキタお正月休みのため臨時休業とさせていただきます

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by bonsai-astn | 2017-01-05 12:00 | 盆栽屋仕事録

バイクエイジング

自転車の楽しみのひとつに「リペイント」というものがあります。
自社に塗装ブースを持つカスタムフレームビルダーであるIndependent Fabricationにとってリペイントは得意としてまして。
フレームの製造元に依頼することによって、リペイントの際にフレームのアライメントチェック(再調整)をしてもらえて、フレームは本当にリフレッシュしてしまうということなんです。
それはカスタムフレームの醍醐味のひとつでもある長く楽しむというテーマに合っていると思います。
さて、そんなリペイント。
出来ると言われても、なかなかオーダーされる方って少ないのが実情なのですが。
今回チーム員のヤマノハがやってくれました。
リペイント。
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ヤマノハ氏がアーミーグリーンのアイエフをオーダーしてくれて4年目。
昨シーズンの秋ぐらいだったでしょうか。
一人旅が好きなヤマノハ氏。
奈良方面を走行中に落車をしてしまいましてフレームにそれなりのキズがはいってしまいました。
お気に入りのフレームに生地が見えるほどのキズ。
持ち主以外からは気にならないキズでしたが、そんなキズがヤマノハ氏をリペイントの衝動へ駆り立てるのでした。
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そこから、12月にフレームをお預かりするまで構想2-3か月。
わたしも交えてのデザインセッションのなか決まった色はグレー。
しかも、定番色では無いグレーという特注仕様だ。
希望に近しい色をアイエフ側から提示された色から選んで。
あとは塗り分けのパターンも指定したりして。
このフレームをオーダーした際にはフォークの塗装は予算不足で見送ったのが心残りだったヤマノハ氏。
ここではその残りをぶつけにぶつけてオーダーだ。
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そういうわけで届きました。
オーダーが決まればはやいもので1か月程度でしょうか。
それでも先方のクリスマス休暇に日本の正月をはさんでしまいましたのでロスタイムがありましたが無事に到着。
せっかくなのでご本人様みずから箱に入刀。
確認していただきます。
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うーん、グレー。
ちゃんとツヤ消し。
やったね!
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フォークの色味も太陽光の元でチェック。
入念ですね。
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さぁ、乗るか。
と思いきやなところではありますが。
ここからステムの塗装です。
微妙な色味を合わせるためにフロントフォークを色見本にしてステムを塗装するのです。
定番カラーだったら色見本を送ってしまってアメリカと日本で塗装の同時進行もできましたが、今回は特注のスペヒャルなのでこうなってしまいました。
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日本の塗装屋さんが大人気のなかの忙しいなかでキレイに塗ってくれました。
うーん、いい感じ。
ENVEのステムなのですが。
外観からはノーブランドな弾けたクールステムだ、これ!
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盆栽屋もあり余る時間のなかで仕上げました。
ホィールのデカールです。
新しいフレームに合わせてスペヒャルチューン。
そして出来ました。
コンポーネントはREDに一新。
以前まで使っていたコンポーネントはフレームの比ではないくらいにヘタってましたので、ちょうど良いタイミングだったのかもしれません。
ギアがスパスパ決まります。
ペダルも一新。
フレームももはや新品の輝き!
マットですけど。
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そして、去る4月のツアーオブフクオカにギリで間に合ってシェイクダウン。
気分はもう新車。
筑後川を超える脚も軽快に。
アーミーグリーンだったあのフレームのイメージはどこかにいってしまいました。
完全に新車といってもいいのではないでしょうか。
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カスタムフレームの楽しみのひとつであるリペイント。
それはオーバーホールの最強版。
リペイントというか、リボーン。
愛車が生まれ変わる感覚をぜひみなさんもIndependent Fabricationで体験してみてください。










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by bonsai-astn | 2016-06-05 12:00 | 盆栽屋仕事録

バイクエイジング

シャーク号はレース用。
Independent Fabricationのチタンの軽量モデルであるTi Factory Light Weight。
旗艦であるステンレス製のSSRに比べて軽量なんです。
なーんて、それは前提条件だったわけですが。
組んでしばらくして事実に気がつきます。
ある日、ホィールを外した両方の自転車の重量を比較してみるとなんと同じ重量。
これは微妙。
レース用はやっぱり軽量じゃなきゃ。
ファクトリーライトウェイトだし。
というわけでシャーク号の改装作業にちびちびと入るのです。
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エイジングを重ねるごとに質実剛健さを増していった旗艦〝SSR〟と違って。
戦闘艦〝TiFLW〟は軽量化の一途を辿ります。
ロードレーサーという同一ジャンルで同一ブランドを2本所有するなか。
性格を分けて所有することでエイジングの方向性から乗り方まで違って楽しむことができるということなのです。
そこにリスペクトがある。
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シャーク号はフレームだけの重量だとSSRよりも軽いけど。
付いているパーツの影響でSSRと同じ重量に。
それは、油圧ブレーキシステム、パワーメーター、エアロチェーンリング、BERNERのリアメカという具合。
けれどもこれらのパーツは換えるとなると、なんとなく元も子もなくなっちゃうよというわけで他の部分から軽量化できる部分を探りました。
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まずはハンドルをアルミからカーボンに。
DedaのNewton Shallowから、3TのRotundo LTDへ。
これで一気に69gの軽量化。
このあと半年くらい経過して、ハンドルの幅も見直したのでさらに5g軽量化を果たすのです。
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ここで軽量化を目標に3Tの最軽量グレードに手を出すわけですが。
このハンドルはかなり硬い。
怖くなるくらいしなるハンドルもかつてはあったカーボンハンドルですがこれはフツーに安心して使える超軽量パーツです。
さて、次はどこを換えるか。
もう純正品では間に合わなくなってしまったことに気付きました。
気付いたときにはもう遅い。
軽量化の悪魔に取り憑かれてしまっていたのです。
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お次はペダルを非純正のドイツ製のパーツに換えて軽量化。
シャフトとプレートをチタン製にしたのです。
これで62gの軽量化。
ドロップハンドルの素材を換えたときと同じくらいの軽量化数値をたたき出したのです。
おーさすがドイツ!
思えばドイツ製品なんて組み込むのは初めてか!?
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けれども、精度が微妙なのか。
プレートも収まりが悪いし、シャフトに至っては回転が悪い。
これが非純正の精度なのか、まさに悪魔改造。
そういうわけで回転が良い組み合わせでペダルヘッドも新品のホワイトに換えて軽量化成功となったのです。
数字的にも超軽量化ってことでおおむねマンゾクです。
軽いからしなるとかそんなヤワな面も使っている限りでは感じられませんから。
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ハンドルとペダルで130g程度の軽量化。
もう軽量化できるところないな、と思っていたのですがありました。
タイミング良く新しいクランクが発売されたのです。
それはROTORのInPowerです。
以前から発売されていたROTOR POWERよりも重いという説明を受けていたのですが、実際に計量すると5g軽いわけで。
これは交換するしかないなとなるわけです。
そして外したROTOR POWERは旗艦へ。
これで2台態勢で出力がわかるようになりました。
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その後、もう軽量化する部分がないなぁと思いながらシフトワイヤー交換していたら気付きました。
フレームにネジ込んであるシフトのアウター受けです。
オーソドックスな汎用品が付いていたのですが、この部分を量ってみると8g。
TIMEのフレームに付いているアルミ製のモノはなんと3g。
これだけで5gの軽量化。
換えない盆栽屋は居ないのです。
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そして、よく見るとヘッド部分は余ったスペーサーが。
スペーサーがあるということはカーボンコラムも余っているということでギリギリ残してカット。
カーボンコラムにはほとんど重量が無いのですがスペーサーはそれなりにあります。
そしてヘッドのボルトをステンレスから必要な長さにカットしたアルミボルトに交換。
マルチアンカー部分も軽量化してこの部分で一気に30g軽量化。
これは古来からまことしやかに伝わる軽量化術。
まさか自分がやるとは思ってもいませんでした。
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そして、この頃からBB付近からのイオンの発生がやまなくなります。
あらゆるイオンの発生を解決してきたつもりなのに。
自分の自転車でこうもてこずってしまうとは。
カスタマーの自転車じゃなくて良かったなとは不幸中の幸いですが、直しても直してもしばらくするとイオンが発生するので換えられる部分を換えてみました。
もちろん、フレームとクランクは交換するわけにはいかないので換えられるのはBBか。
他のBBにしたら重量化しかないよなぁなんて諦めてたんですけど。
ここはイオン除去のために仕方ありません。
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そしたらアラ不思議。
アダプターを介しても軽量化に。
そこでニヤリとしてしまう盆栽屋。
完全に軽量化の悪魔に取り憑かれてしまっている自分に気付くのです。
とはいえ、普通に組んで性能が出ていればこんなパーツ交換も必要ないわけで。
軽量化に繋がったのはタナボタ的な結果ということでしょう。
これで2g。
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そうこうしているうちに新たなポイントを発見しました。
このフレームは金属フレームには珍しいISP。
そのシートヤグラはチタン製でオリジナル、さらにはバンドまでCNC削り出しの凝ったモノ。
そのヤグラをカーボンシートチューブに固定するのは2本のステンレスボルト。
あ、この部分は交換できるじゃないですか。
そうです、Tiボルトに。
同じ長さのモノを探してさっそく導入です。
これで4gの軽量化。
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ふぅ。
落ち着きました。
軽量化とはある種の衝動なのかもしれません。
そう。
軽量化とは、ともすれば現代サイクリストが忘れてしまった遊び。
かつてはパーツに穴を開けて加工したり、ワイヤーを短く組んだりして、それが軽量化なんて言われていた時代があったと思います。
それが今では普通に軽量パーツを組まなくてもレースに出るためには軽く仕上がり過ぎて重りを付ける始末。
単なる軽量という視点から進化して、剛性や回転性能、さらには快適性やストレスフリー具合も問われるようになった現代のパーツたち。
わたしもカーボンフレームに乗っているときは自分の自転車の重量のことを気にしたことがありませんでした。
現実問題、盆栽自転車店に来てくださっている顧客衆にこのような軽量化をさせていただくことはありませんでしたから。
もちろん、リクエストがあればお受けしますが…。
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盆栽自転車店としては、まずは普通に丁寧に組まれた状態でお乗りいただいてなにか不都合があればそれを埋めていく。
これがカスタムの楽しみでアリ醍醐味ではないかと思います。
塗装や見た目のカスタムもその延長にあると思います。
まずはちゃんと組まれて、しっかりと動作することが大事ですし基本です。
パーツの性能が引き出される組み付けをされた自転車は快適に乗ることができるのはもちろんのこと、メンテナンスの頻度も減り、快適に乗れる時間も長続きすると思います。
そして、自転車はニンゲンが操作をする道具ですのでサイクリストと自転車がしっかりとシンクロしなければいけません。
現在ではパーツ選びにヘンなモノを選ばなければ普通に丁寧な組み付けをするだけでちゃんとした性能が引き出るパーツがほとんどだと認識しています。
パーツを手で加工して限界性能を引き出してみるのも工夫のひとつだとは思いますが、あくまで応用ということで奥の手にしておいたほうが良いでしょう。
わたしが自分の自転車に施した軽量化をはじめとしたカスタムはサイクリストと自転車の距離を縮めていく行為のひとつ。
フィッティングやサイジング、使いやすくするためのレバータッチを換えたりすることもそんなカスタムのひとつだと思います。
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盆栽自転車店はカスタムバイクショップですのでいつでもカスタムお受けします。
魔性の深刻度や、やらなくてもいい場合、できない場合もいろいろあると思います。
ご要望があればいつでも対応いたしますのでよろしくどうぞ。
ご相談は店頭にて直接お願いいたします。
シャーク号の現在の重量は7.48kg

こうしたエイジング(愛着)をかけたくなるのが、Independent Fabricationのフレームの良いところ。
盆栽自転車店でオーダー可能なフルカスタムフレームです。
気になるラインナップや価格はコチラをご覧ください。 ☞ http://yatsugatakebicyclestudio.cc/pages/if






5月6日(金曜日)、7日(土曜日)はチャリティライド参加のため自転車営業はお休みとさせていただきます
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by bonsai-astn | 2016-05-03 12:00 | 盆栽屋仕事録

バイクエイジング

旗艦であるミーのアイエフ。
ステンレス。
どう見ても完成形という状態でしたが。
唯一の不満点がありました。
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それはハンドルのメーターマウント。
旗艦のハンドルはCinelliのRAM2を装備しているのですが。
これはステム一体型のハンドル。
メーターをマウントさせる場合は専用のマウントを必要とします。
専用のマウントはハンドルに付属してきます。
カーボン製で軽量。
チェックポイントという名前もCinelliらしいのですが。
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一世代前の形態をとっており、どんなメーターでもひと通り対応できる設計になっているのです。
RAM2というハンドル自体がすでに旧式のハンドルなので仕方ないのかもしれません。
どんなメーターでも対応できるメータマウントという便利さは専用設計のシンプルさには敵いません。
ガーミンのメーターを付けるとゴムバンド方式で固定するわけですが段差で前にクルリとメーターが回転してしまうこともありました。
そのへんは滑り止めを付けることにより問題を解消させていたのですがチョット違うと思っていたところでした。
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昨今では、ガーミンのサイクルコンピューターの普及で専用のマウントが増えてきました。
そこで使っていると、やはり専用マウントのほうがスッキリしてるな、イイなとなるわけです。
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そこで出ました。
BARFLY。
やってくれました。
SPOON。
そしたらすぐに発禁になってしまいました。
なにか不味いことでもあったのでしょうか。
よくよく考えてみれば、このメーターのマウントというパーツ。
完全な脇役で大きければジャマ扱いですけれど、線が細すぎて壊れたりグラグラ振動してしまうようでは役立たずと捨てられてしまう厳しいポジションのなかになります。
e0154650_14473533.png
そうして発禁からしばらくして復活したSPOON。
樹脂製だったものがアルミの金属製になってました。
BARFLYのアイデンティティを失ってしまったかのようですが。
まぁ、見た目はシンプル。
いいじゃないかということです。
新世代のBARFLYはメーターのみならずカメラなどもマウントできるため見るからに丈夫そう。
けれども問題はこのマウントがCinelli RAM用ではないというところにありました。
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シマノPROのステルスハンドル用なんです。
ですから取り付けネジの径が違う。
マウントのネジが通る穴も大きいわけです。
Cinelli RAMは細いアルミのネジを使うからマウントをとりあえず付けようと思えば付かないことはないのですが。
大きな穴に細いネジはちょっと不安です。
それにちょっとしかネジが噛まないし。
長めのネジを調達すればいいわけですが、穴がガバガバなのは解決しない。
ということで、完璧に付けたい盆栽屋。
ハンドルのステム裏に打ち込んであるタップをサイズ違いのモノに換えてもらうことにしました。
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こういう作業は自転車屋レベルでも可能ですが。
緊急でない場合は信頼できる依頼先にやってもらいます。
おかげでキレイに真っ直ぐネジ受けが付けてもらいました。
このネジ受け。
ハンドルによっては曲がって付いていることが多く、わたしのRAMもちょいと曲がって付いてました。
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最後はSPOONのロゴを落として真っ黒にして組み付け。
これでスッキリとしたメーターマウントを得ることが出来ました。
旗艦の完成度が高まったと言えます。
一気に完成させる。
まさにそういう遊びもできますが。
こうして少しづつ時代に応じて換えていくのもまた楽しいというわけです。
しれっとクランクはROTOR POWERが装備されました。
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あー、もー、コレで完璧完璧。
いじるところないなーなんて。
やりきった満足感と、もうカスタムすることろがない少しの哀しさを同居させた不思議な気持ちに浸っていたところにコレが来ました。
SILCAのフレームポンプのことです。
カスタムフレームに抜群に似合うフレームポンプ。
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ロードレーサーには余計なシルエットを追加するのはNGなのですが。
何故だかこれは許せてしまうのです。
悠久のときを超えてかつてレースの現場で使われてきた道具とシルエット。
きっと、そんな人類の記憶がわたしのなかにも刻まれていて。
このシルエットの追加を許させてしまうのだと勝手に解釈しました。
これはヤヴァい。
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入荷次第の即座に分解して塗装屋さんに発送です。
そんなわたしの思いに応えてくれたのか塗装屋さんも即座の仕事をしてくださいました。
リスペクトがある。
しかも仕上がりは極上。
見てくださいよ。
このツヤツヤ。
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こうして旗艦はさらに進化しました。
深化とも言えるこの進化。
この旗艦の役目はわたしの自転車ラインナップにおける高速クルーザーポジション。
長距離を高速巡航するためのいろいろの答えが積み込まれました。
それはフレームジオメトリーからはじまっています。
メーターマウントを刷新して。
フレームポンプを追加したことにより、よりこの自転車への頼もしさが増しました。
あまりのキレイさにより過保護にし過ぎたせいか実際の出番が少なかったこの自転車。
今回のカスタムにより16okm以上の巡航ライドにはこの自転車が引き受けることになるでしょう。
そこにリスペクトがある。

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4月15金曜日、16土曜日、17日曜日はツアーオブフクオカのためカフェ、自転車店ともに臨時休業とさせていただきます
よろしくお願いいたします


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by bonsai-astn | 2016-04-14 12:00 | 盆栽屋仕事録

シーズン中ですがオーバーホールはオススメ中でございます

シーズン中ですが。
オーバーホールの作業は受付中です。
いつでもご都合でどうぞ。
オーバーホールと言いますと。
横文字でなんとなく知ってるつもり的な言葉ですが。
言い換えれば、「組み直し」。
なつかしのファミコンで言い換えますとリセットボタンの役割があると思います。
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先日、BONSAI x ENVEを購入していただきましたカスタマーO氏。
ホィールを取り付けさせていただく際に。
ワイヤーまわりの視覚的なバランスといろいろを指摘させていただいたのですが。
ちょうど、はじめの組み付けから数年が経過されているということで組み直し。
ハンドルまわりのワイヤーもバーテープもスッキリになりました。
ワイヤーは自転車のヘアスタイル。
長過ぎてもダメ。
短過ぎてもダメ。
意図のある適度な長さが一番性能を発揮できる最高のバランスであると考えます。
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遠方からお越しのラッキー兄弟のお兄様のほうの自転車。
コチラもBONSAI x ENVEを取り付けさせていただいたときに、あれよこれよとツッコミ所がございまして。
その際にも修正や直しを入れさせていただいたのですが、カーボン製のFD台座が締め過ぎで潰れており心配が残っている状況でした。
いや〜、この際リセットさせて頂戴よ。
ということでお預かりさせていただきました。
ご理解ありがとうございます。
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オーナーよりもわたしが心配していたFDバンドもアルミ製のしっかりしたモノに付け替えて安心。
総てがしっかりと総てが連動するスッキリ気持ちの良い状態に治ったと思います。
時間とコストはかかりますが。
一気にスッキリとリセットできるオーバーホールはオススメです。
納期は7〜10日程度です。
いつでもどうぞ。
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こころにはいつも自転車とリスペクト
盆栽自転車店です

■住所 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-11-8 1F
■OPEN ~ CLOSE
08:30〜17:00 Cafe(Weekday) 
10:00〜17:00 Cafe(Saturday & Sunday)
13:00〜21:00 Cycle Works
■Wednesday is every closing
■AD 151-0051 4-11-8 Sendagaya Shibuya Tokyo
■WebShop http://bonsaicycleworks.com/
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by bonsai-astn | 2015-07-21 12:00 | 盆栽屋仕事録

さいきんの仕事録

年度末から明けのシーズン。
自転車的には秋と並んで気候的に最高の時期と言えます。
そんなタイミングにも常連筋を中心にお仕事を多数いただきました。
ありがとうございます。
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転勤の前にということでお持込いただきました。
カスタマーM氏のニールプライド。
時間が経過しても9000デュラエースの変速の切れ味は抜群ですね。
持込の自転車でもご希望であればオーバーホールの作業はさせていただいてます。
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ハードコアーブルベニストであるカスタマーH氏にもオーバーホールの作業をご依頼いただきました。
ブルベをやっていらっしゃるだけにハンドルまわりに特徴が出ます。
消耗の激しいブルベなだけに日々のメンテナンスで差がでますね。
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オリジナルのキャップが入荷したのもこの時期でした。
Desertカラーは残り30ほど。
売り切れ後に欲しかった〜なんてないようにお急ぎください。
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アイエフのCrown JewelをオーダーしていただいたカスタマーT氏。
定期点検と同時にサドルをとりあえずのお試し品からご自身仕様のモデルにかえていただきました。
Alianteの2015年モデル最新バージョン。
相変わらず妥協の無い仕様です。
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カスタマーY氏のVXRSは電動化へ。
現在、仕上げの塗装屋にて停まっていますが。
もうすぐ?
仕上がる予定のつもりです。
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カスタマーE氏のSKYLONもクランクをパワーメーターに換装して完成域に。
優れた走行性能に納得のE氏です。
ご満足していただけてヨカッタです。
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カスタマーA氏のLEVELはオーバーホールのついでに11S化。
6年以上を経過したRDもそろそろ換えた方がいいかも。
さいきん6年以上のRDが消耗による破壊をしています。
どうやら寿命は5年で見たほうが良いようです。
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カスタマーY氏のアイエフのキレイに仕上がってきました。
新車ではなく、塗装直しに出していました。
まるで新車かのような輝きと仕上がり。
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カスタマーY氏のご依頼はオーバーホール。
しかし、消耗度がまだまだでしたのでショートコースで仕上げさせていただきました。
自転車に合った作業をやらせていただいてます。
オーバーホールのご依頼はいつでもどうぞ。
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自転車の闇。
クラックのはいったプーリーです。
消耗しきったプーリーやその他のパーツにはご注意ください。
日々の点検、自分では面倒という方は盆栽自転車店におまかせください。
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カスタマーK氏のCeloも定期点検。
日々の点検にリスペクトがあります。
それもメンテナンス。









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by bonsai-astn | 2015-06-20 12:00 | 盆栽屋仕事録

CARRERA SL730を納車させていただきました

CARRERA SL730のフレームをオーダーしていただきました。
アイエフにTIMEと、それしかないように思われがちの盆栽自転車店ですが。
他にもいろいろお取り扱いはございまして。
CARRERAも取り扱い可能なフレームメーカーのひとつ。
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オーダーしてくださったのは仲良しチーム「CCC」所属のミスティ氏。
フレーム重量がそのままモデル名になったような超軽量カーボンフレーム。
見た目に角材のような各パイプは高い剛性を想像させてくれます。
実際、ミスティ氏もヒルクライム用としてオーダーしてくださいましたので。
まさにターゲットぴったりと言えるでしょう。
リスペクトがあります。
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フォークは343g。
フレームは878gでした。
付属品なしの実測重量です。
Mサイズ。
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マットブラックのカラーリングにグレーのアクセント。
完全にステルス的なコーディネート。
デュラエースのシルバーも効果的になっていると思います。
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ワイヤー類はすべて内装。
組みにくいとか。
動作に不安があるというような内装の造りではありませんでした。
FDバンドも変わりダネのバンドが付いていたのですがしっかりと固定が出来ます。
なかなかのすぐれものかと。
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納車後にすぐにバリバリとトレーニングしていただいてます。
なかなかの硬さのようです。
ヒルクライムにはこれくらいが良いのかもしれません。
インプレッションはミスティ氏のブログにも書いてありますのでどうぞ。
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by bonsai-astn | 2015-05-21 12:00 | 盆栽屋仕事録

バイクエイジング

ある日の盆栽自転車店。
1台の自転車が作業スペースに持ち込まれました。
去るJCRC修善寺では仕事の都合で不出場を喫してしまったヤマノハ。
久々に来ました。
レースどころか練習にも顔を出せないという忙しさ。
きっと本人もツライ思いをしているでしょうから。
わたしは自転車を黙って受け取るのです。
それは男同士の無言の会話というやつです。
そこにリスペクトがある。
こうして忙しいなかでも定期的にメンテナンスに持ってきてくれるだけでうれしいじゃないですか。
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けれども。
モノ持ちの良いわたしと違って。
ヤマノハはチーム内でも随一の消耗を誇ります。
それゆえにメカニック作業をさせていただく頻度も多く。
修理内容もメカニック的に工夫を凝らすべきことが多く燃えるのです。
そして、消耗が早いのは本人には悪気は無い。
愛しているけれど消耗は早い。
これは仕方ない事。
そういうなかで、今回も驚きの消耗を発見しました。
SPEEDPLAYのペダルが、ちょっと危険なくらいにガクガクになっているので。
あ〜、これはベアリングがイカれてしまったのかなと調べてみましたら。
なんとシャフトが削れていました。
ヤマノハからは去年の夏に換えたばかりです、と抗議がはいりましたが。
現実にこうして削れているので仕方ありません。
個人的にはペダル部分の樹脂の消耗に比べて、シャフトの消耗はほとんど感じていませんでしたけれど。
逆パターンは初めて見たなというわけでして。
勉強になります。
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ここまでくるとペダルの部分も異常がありそうですが、どうやらまだ使えそう。
SPEEDPLAYにこの部分のパーツ販売はありませんので(ロングサイズは付け替え用として販売アリ)。
ジャンク品から持ってきて交換しました。
せっかくなのでワイヤーも全部交換。
BBのベアリングもグリスアップ。
ほとんどグリスが無い?みたいな状態でしたけれど。
それでも異常なく動作するChrisKingのベアリングはある意味異様です。
異様な頑丈さを誇ります。
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修理だけではなく、アップグレードも図ります。
それはブレーキ。
メインコンポーネントはSRAMですが。
ブレーキはシマノのデュラエースにしていただきました。
ある意味、電動シフトよりも評価の高い9000のブレーキ。
交換した方からハイパフォーマンスに唸るという具合です。
これは雰囲気よりも性能を取るという判断。
チームメートのクリハラ参謀も同じですね。
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そして、個人的な懸案事項としてコレ。
ヤマノハの自転車は基本的にオマカセしていただいてまして。
頼まれてもないのに勝手にやらせていただいている作業が多いのですが。
そのうちのひとつであるサドルのペイント。
みなさんに評判の声をいただきますのでヤマノハにもと思いメタリックシルバーでやってみましたら。
アラ、不思議。
すぐにハゲてしまっていたのです。
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これは申し訳ない。
カレと走るたび、カレが立ちこぎをするたびに思ってました。
そういうわけで預かったタイミングで緊急施術。
少しだけ色が残っているので同じ位置にマスキングを貼るのが困難を極めましたのと。
銀に色を乗せてどうなることかと心配してましたが。
まあ、それなりにキレイに出来上がりました。
今度は直ぐハゲないといいな(そしたら直ぐに剥げてしまいました体質によるものではないかという万人向けのカスタムではないことが証明されました)。
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レバーのお化粧も直して完成。
リフレッシュした自転車は持ち込まれた当時の状態の数倍は良くなったと自負できるほどリフレッシュしたと思えます。
そして、その状態ができるかぎり長持ちをするようにライダーに機材の使い方をアドバイスしなければいけません。
今回のメンテナンスでわかったライダーの癖を伝えて、故障が起きにくい体勢を作れたらと思います。
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それにしてもヤマノハのアイエフ。
すでに3年が経過しましたが、まったく古さを感じません。
これが世間に溢れますカーボンハイエンドカタログロードレーサーとの違いでしょうか。
落ち着き放ったオーラは吊るしの自転車とは別の視点で観察することを要求されているようにさえ感じさせます。
適時適当。
パーツを換え。
手を加え。
エイジングの調子が良いヤマノハ自転車の経過観察になります。
そこにリスペクトがある。










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by bonsai-astn | 2015-04-23 12:00 | 盆栽屋仕事録

2月の仕事録

あっという間に過ぎていきました。
2月。
それもそのはず28日しかありませんから。
盆栽自転車店ではカスタマーの皆様からのご依頼が多く。
店内に自転車が多いと驚かれる自転車屋ですが。
おかげさまで作業月間になり自転車屋らしさを発揮できた気がしてます。

そういうわけで、2月の仕事を画像に記録したぶんだけでも振り返ってみましょう。
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スタートはスカイロン。
TIME愛好者のなかでは議論の的であるSKYLON。
カスタマーE氏のSKYLONはネガティブイメージ派の印象を変えてくれたと思います。
百聞は一見にしかず。
実物は違うということでしょうか。
E氏のインプレッションも含めて後日レポートさせていただきましょう。
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SKYLONが文句無しの1号機になったため。
今までの1号機はパーツを外されてしまったのですが。
2号機からのパーツ供給で復活しました。
こういった組み替え案件も随時承ってます。
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チーム員オガ氏のRXRS。
7900Di2で組んであったのを9000にアップグレードしていただきました。
こちらのRXRSは名機の誉れ高いBlack Labelカラー。
TIMEとしてははじめての電動専用のフレームは、TIMEらしい細かい配慮が行き届いた設計になっています。
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カスタマーI氏のFメカ交換。
長期使用によりFDの羽根が曲がっていたのです。
アテナ以降のグレードは本体ごとの交換になってしまうのですが。
モデルチェンジしてなくてヨカッタという具合です。
その他、点検とブレーキシュー交換もやらせていただきました。
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中盤にはパティシエT氏がライドに参加してくださいました。
氏の自転車をInstagramで紹介したところ、世界中のサイクリストから悲鳴にも似た絶叫が届いたのも記憶にあたらしいところ。
こだわりといいますか、氏の個性が積み込まれたまさにカスタムバイク。
キャリアのある走りでチーム員に機材以外でもインパクトを与えてくださいました。
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ご近所のT社長の持込フレーム組み付けを作業させていただきました。
ニューヨークのビルダーでRosko。
スチールのシクロクロスかと思いきや、しっかりカスタマイズされたフレームにパーツ選びでいろいろと勉強をさせていただきました。
そこで思ったのは、こういったハンドメイド系のフレームにはこのオーバーサイズのプレスフィット30が最適なのではないかということです。
ChrisKingであれば回転性能ヨシ、メンテ性能ヨシ、アダプターであらゆるクランクに対応デキというわけなんですね。
コチラの自転車。
シマノ、カンパ、スラムという3大コンポーネントメーカーがまたく見えない自転車としても貴重な存在です。
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これまた貴重なCOLNAGOのEPQがカスタマーY氏により持ち込まれましてオーバーホールの作業をさせていただきました。
EPSの後継で、1年だけカタログに載っていたモデル。
大事にお乗りになっているのがすぐにわかるくらいにキレイな状態のEPQ。
オーバーホールですのでY氏がお掃除できない部分も総て掃除させていただきました。
FDをコーラスのアルミの羽根に交換。
ハンドル、ステム、シートピラーをENVEに交換。
ブラケットフードを2015スペックにしてスペヒャル感を磨いた印象になっています。
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以前にブログでも御紹介させていただきましたカスタマーT氏のアイエフ。
T氏にとっての初めてのロードレーサーということでしたが、すでにサイクリングに御活用していただいているようです。
ビンディングも問題ナシの様子。
サドルが決まれば完成ですね。
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チーム員キモトのシクロクロス。
TIMEのクロスは激レアですが、実際に存在したモデル。
その軽量さは信州クロスでの昇格に役立ったのは疑いの無い事実です。
あとは1戦を残すのみでしたが、2シーズン貼ったままだったタイヤが剥がれましてドックイン。
1シーズンごと、もしくはシーズンが長くなるようだったら中盤でのタイヤ貼り替えを促していなかったのがメインメカニックを任されているわたしとして不注意でした。
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Roskoが完成したので、T社長のロードを作業場にお預かりしました。
ワイヤー、チェーン交換の軽いオーバーホールみたいな作業です。
instagramにあげさせていただいたところ多くのLike数を稼がせていただきましたコチラのIndependent Fabricationのフレーム。
新車かという意見も飛んで来たのですが。
4年ほど経過しているフレームです。
大事にお乗り頂いているのと、訳あって塗り直しが途中ではいっているので非常にキレイだと思います。
大事にされているキレイな自転車を見るといい気持ちになりますね。リスペクトがあります。
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随時、作業受け付けてますので営業中はいつでもどうぞ。
基本的にお待たせしませんが。
通常のオーバーホールで7〜10日ほどお預かりさせていただきます。








3月8日は茨城クロスに参加させていただきますので自転車営業はお休みです
カフェは通常通り営業いたします


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