2017年 10月 05日 ( 1 )

バイクエイジング

わたくしごとで恐縮ではございますが。
シーズンの足音迫る9月某日。
シクロクロス用の決戦車輪を組み替えました。
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貼付けていたタイヤも2シーズンを経過して、ちょうど劣化も激しくなっていたところ。
泥用のイボの高いタイヤを貼付けていたわけですが、歴戦のレースによってそのイボも見るからに低くなってしまっていました。
FMBのような手作り系のタイヤは使用期間が長かったり、水分が染み込んでしまったケアを怠ってしまうと下の画像のように土台の部分が剥がれてくるのです。
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そして、贅沢なことに2つのカーボンホィールをレースで運用していた盆栽屋。
そのうち1つがこのホィール①。
CX用の28HチューブラーにDT Competitionスポークで組んだモノ。
それにマッド用のタイヤを貼付けて、高低差のあるコースや苦手な泥のコースに使用していました。
とくにC-1昇格のシーズンは唯一の決戦車輪として活躍してくれたホィール。
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2つ目は本来ロード用の3.4の後輪45mm24Hを前後に使ったホィール②。
カスタマーの中古品を買い取って比較的リーズナブルに組み上げたこのワンペア。
こちらはオールラウンドタイヤを貼付けて平坦の高速クロスや砂用に使う事になっています。
リムはCX用に比べると重いけれど、スポーク数が24本と少ないうえに、①のように妥協することなくAERO LITEを使って組んだせいか、①とまったく同じ重量をマーク。
つまりリムハイト違いの同じ重量の2ペアを所有している状況になっていました。
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そういうわけで、高級スポークであるCX-RAYを投入することに。
さて、スポークを変えるだけで何gくらい軽くなるんでしょ?
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シクロクロス用に超強力に貼られた古いタイヤを頑張ってなんとか剥がして、ローターも外して前輪の重量を量ってみました。
677g。
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そして、組み替えの際にはリムがある程度キレイじゃないとホィールが正確に組みにくい。
ということでリムをある程度キレイにしたら、これで9gも削減。
668gに。
モリモリのセメントやテープを削っただけでもなかなか変わるもんですね〜。
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ハブのオーバーホールついでにスルーアクスルのシャフトに交換。
アルミの大穴シャフトに変わる事で何か軽量化に影響するかと思いきや、1g減に留まりました。
自転車の取り付けた際のシステムとしてはクイックリリースよりは軽量になると思います。
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そして、粛々と組み替え。
驚異的な数値になってしまいました。
ナント、47g減。
スポークを変えただけで47g減!!
しかも片側でその減量ですので、本数、スポーク長も前後同じなので純粋に倍にするだけ。
なので前後で94gの減量になりました。
これは凄いです。
完成された自転車から100g近い重量を引くのはほんとうに難しいことです。
はじめからそうしときゃヨカッタと思ったのです。
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そして、J-CX開幕戦直前に届いたタイヤを貼付けて完成〜。
やっぱりFMBです。
タイヤサイドがグリーンになっているモノはプロケーシングといって耐候性が強くなるように特別なコーティングが施された仕様になっています。
軽量なこのホィール①はマッド用のタイヤを。
今シーズンも多くのレースにエントリー予定ですが、ちょうど半分くらいのレースはコチラで走る機会があるのではないかとおもいます。
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盆栽自転車店では、FMBタイヤの在庫もしています。
フランスにて手作りのチューブラータイヤ。
なかなか在庫しているお店は少ないんじゃないでしょうか。
ほかのタイヤに比べるとチョット高級ですが使ってみると他が使えなくなる超級の性能があります。
こういうタイヤはレースで使ってこそ性能を発揮できます。
かのJeremy Powers選手もシクロクロスバイクについてタイヤにこそ一番コストをかえるべき部分であると言ってました。
FMBの良さはなんといってもそのしなやかさ。
さわってみてもモチモチとしておりグリップも跳ねない乗り味も最高です。
スキンサイドであってもあらかじめコーティングがされていますから、デュガスのようにシール剤を塗布する手間も省く事ができます。
しなやかなタイヤですので貼付け作業も簡単にできますが、手作りのムラが多いこのタイヤを真っすぐに貼付けるのはそれなりに難しい作業なのかもしれません。
古いタイヤを剥がしてきていただいた場合は工賃をお安くさせていただいてますので、貼付け作業もご依頼の場合はぜひとも剥がしてきていただけるとありがたいです。
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10月9日(月)はシクロクロスレース参戦のため自転車営業は臨時休業とさせていただきます
カフェは通常通り営業させていただきますのでよろしくお願いいたします


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by bonsai-astn | 2017-10-05 12:00 | 盆栽屋仕事録