VYNL Bikesの真実

VYNL Bikesが本格的に日本上陸。
というわけで去るRapha Prestige KUJUが世にも珍しいVYNL Bikesがはじめて日本列島を走る舞台になりました。
Prestigeに参加したチームメンバー5人のうち3人がVYNL Bikesで走ったのです。
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アルミニウムのフレーム。
ダウンチューブは極太。
フォークはENVE。
直線的なフレーム構成。
非常にシンプル。
無骨なエンドまわり。
それでいてどこかなつかしい。
それもそのはず。
アルミニウムはロードバイクの素材としてスチールからとって変わって一世風靡した時代がありました。
それが90年代。
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なので、VYNL Bikesの日本の代理店をやらせていただくのにあたって、日本だけの限定カラーを用意しようというハナシのなかで、かつてアルミニウムがメインストリームだった時代の象徴的ブランド〝KLEIN〟の伝説のカラーリングだったGator Fadeをオマージュしたのはわたしのなかで自然の成り行きでした。
元々のKLEINのGator FadeはMTBのカラーリングだったわけですから、こうしてロードフレームとして再現してみるとまた違った面白さがあると思ったのです。
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ですから、ここは気合いを入れまして。
ステムにメーターマウントも塗装屋さんにて塗ってもらったのです。
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組み上がった自転車は、盆栽屋、参謀クリハラ、ラッキーモーすべての自転車で7kg台をマーク。
それなりに軽量といえそうですが。
最新のカーボンフレームには重量面ではまったく敵いませんし。
最新のスチールフレームに匹敵するくらいの重量。
ってことは金属フレームのなかでは軽量の部類と言えるでしょうか。
個人的に7kgちょっとの仕上がりになる自転車が最もバランスに優れると感じてますのでこれはちょうど良い重量でした。
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気になる乗り味はというと。
アルミニウムというとガチガチのバリバリの乗り味を想像しがちですが。
このVYNL Bikesに関しては非常に適度な剛性感と言えるものでした。
もちろん、アルミニウムなので基本的に硬いわけで少々の突き上げがあるわけですが。
イヤな硬さはほとんど無く、むしろ硬さは良い方向に向いており、とくに上りパートなどの踏み込む場面でスイスイと自転車が進んでくれる印象があります。
その軽快感は重量以上の感覚があります。
これはクイック気味なジオメトリーからも影響されているものだと思います。
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Rapha Prestige KUJUではグラベル区間もありました。
アスファルトの舗装路面も荒れているところがいくつもありました。
最後の下りもかなりガタガタで危険なカ所がいくつもありました。
そんななかでも安全に無事に走行できたのは、このVYNL Bikesがクイックでありながらも自然なハンドリングであること、バランスに優れた自転車であることのなによりの証明になるのだと思うのです。
そして、KOMもいくつか獲得できているという事実からも他の自転車とまったく遜色なく、むしろメリットがあるということが判明してしまいます。
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わたしがロードバイクに乗り始めた時代に一世風靡していたアルミニウムのロードバイク。
あのころから何が一番変わったのかというのを自分なりにいろいろと考えていたのですが、思ったのは信頼性の高いフロントフォーク。
当時はカーボンフォークが発展途上段階でお世辞にもいいものはありませんでした。
良いフォークといえばTIMEくらいなもので。
ENVEはブランドとして存在しませんでしたから。
そんな不遇の時代にあってアルミニウム素材のフレームは本当の実力を発揮できていなかったのかもしれません。
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こうして時代の経過とともにともすると忘れられかけてしまっているかもしれないアルミニウム素材。
大手メーカーでもアルミニウム素材のフレームをラインナップに加えるのはキャノンデールくらい?
他ではアルミニウムはエントリー向けのフレーム素材という印象は拭えません。
そんななかでこのVYNL Bikesをはじめとしたアメリカの小規模ブランドたちの手によってこの時代に甦ったアルミニウム。
ENVEフォークという最高のパートナーを得て完全に過去の乗り味とは違って洗練されたものになりました。
インテグラルではなく、ChrisKingの外付けヘッドパーツ規格を採用しているのも古いようでまったく新しい仕様です。
スチールをはじめとしたチタン、ステンレスという金属フレームが見直されている昨今にアルミニウムという新しい選択肢ができました。
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Gator Fadeカラーは盆栽自転車店のオリジナルになります。
コチラはウレタン塗装。
VYNL Bikesが基本にしているパウダーコートのほうがカーボン素材では不可能な金属専用の塗装なのでそれはそれでおもしろいと思います。
ロードフレームは268,ooo円から。
ご注文お待ちしてます。













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by bonsai-astn | 2017-05-07 12:00 | VYNL Bikes
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