旅をしている。
ヒトによっては旅ということがそのヒトのなかで重要な要素を占めることもあるらしい。
そこでわたしはどうかと言えば。
ひきこもり。
ローカル各駅停車。
旅が人生の一部と思った事もないけれど。
自転車に乗っていることが即ち旅に繋がっているものだ。
そうだ。
旅をしている。
自転車に乗っている。
そこにリスペクトがある。
おはよう!
旅の玄関口を開ければ異空間への導きのはじまり。
成田空港から9時間の空の旅を経てポートランドでトランジット。
ユタ州ソルトレークシティ行きの飛行機に乗り換えたときにはすでに自分は異国の人。
アメリカの深部に分け入っているような感覚。
これは冒険だ。
呼ばれて飛び出たとはいえ冒険。
単独登頂。
酸素はあるよ。
そして、クルマに乗り換えてMoabという目的の街まで4時間超のドライブ。
すでに異空間の絶景ははじまっており自分のローカル空間では見ないものばかりで車窓は飽きることがない。
シアトル、ニューヨーク、オレンジカウンティにコロラド。
オーストラリアはシドニーとメルボルン。
イタリアとスウェーデン、ドバイ。
そして、日本。
文字通り世界じゅうから集まったサイクリストたちと会う。
そして、走る。
共通言語は英語になるけれど。
走る際は車輪を交えることこそが共通言語。
これはナツキに言われて気がついたんだけど。
はじめて会って誰も一度もいっしょに走った事がない10名以上の集団でキレイにダブルペースライン。
これが共通言語。
リスペクトがある。
ローテーションも、なんら男女差なく先頭交代する。
それは40km超の高速ローテーションであっても変わる事は無い。
目的は撮影なんだけれど。
けっこう気にせず自然に走っている場面が多かった。
そして、アメリカの大自然のなか。
レッドロックの絶景のなか。
黙々と走るだけでは勿体ない。
走りながら思った。
自転車で走るのがいちばん景色を眺めるのにはいいのではないか。
それは眺めるだけにあらず。
自然と一体になる感覚。
大地を捉えて。
スピードがあるがクルマとは違う。
人力だけれど徒歩とも違う。
風を感じながら自然と一体になれる感覚を再確認できる。
自転車特有の感覚。
そして、世界のトビラはまた開かれた。
世界じゅうから集まったサイクリストたちと走って。
行くべき場所。
走ってみるべき場所がまた増えた。
旅が人生の一部と思った事もないけれど。
自転車に乗っていることが即ち旅に繋がっているものだ。
そうだ。
旅をしている。
自転車に乗っている。
そこにリスペクトがある。
3月14日(火)はカフェが臨時休業
自転車営業のみとさせていただきます
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