BONSAI x ENVE 盆栽屋の場合

BONSAI x ENVEを組みました。
おや、この見慣れないリムはなんでしょう。
そうです、本来はMTB用のリムになります。
Mシリーズというやつです。
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すでにシクロクロス車用に2ペアのホィールセットを用意している盆栽屋。
どちらも決戦用のチューブラータイヤが装着されているホィールですので、普段乗り用と言いますか近所への練習にもなかなか走って出られないなんていうことになっていました。
だから使えるリムがどこかにないかなと探していたんです。
レースではチューブラーだけど、普段乗りというか移動用としてシクロクロス車を活かすためにもクリンチャーのホィールセットの必要性を常々思っていたのです。
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そしたら、ある日のInstagram画像に眼が留まりました。
それは昨年のことなんですが、ChrisKingの社員レーサーでもあるJosh Kelly氏が来日していた際に装備していたホィール。
出場した野辺山のレースでは、当時の最新モデルであったENVEのCXチューブラーモデルで走っていたのですが、この画像はオフ時間のライド用。
見辛いですけど、よくよく見ればリムの部分に〝CX〟ではなく、〝50〟の文字が見えるではありませんか。
しかも、けっこう細いタイヤが付いている。
え、コレいけんのか?
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疑問に思ったので直接Josh氏に聞いてみました。
そしたら、「クリンチャーでイケるぜ!!」との回答。
マジかぁ。
そういうわけで、わたしのクリンチャー問題に光明が差し込んだわけです。
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しかし、MシリーズはそもそもMTB用のリム。
基本的にはチューブレスレディ用としてラインナップされているこのシリーズ。
実際使っている人にクリンチャータイヤはイケる、しかもMTBのような太いタイヤではなく、クロス用のそれなりのサイズでもイケちゃうと言われたけれど、やっぱり自分で試してみないと納得がいかないもんです。
なんせビードフックが無いこのリムのデザイン。
フツーのリムに慣れている身からしてみるとこの部分が無いだけでチョット怖い。
50とか60とかの数字もイマイチ謎ですし。
調べてみるとこの数字はライドにおける下りの割合のことを指しているらしく、50はほぼクロスカントリー、90になると完全なダウンヒルということなんだとか。
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なので数字が大きくなるにしたがってサイズ展開もそういった自転車の規格に合ってきて、頑丈になるため重くなっていくという感じ。
ロードに比べると豊富に思えるラインナップ数はMTBのホィールサイズがいまや直径で3種類存在するのと、遊び方もいろいろ混在しているから、それに合わせた展開をしているということのよう。
YouTubeで見る事ができるENVEがMシリーズを紹介するムービーにもMTBで疾走し続けるシーンばかり。
まさかシクロクロスバイクで疾走しているシーンはいっさい登場してきません。



シクロクロスにはJosh氏も使っていたいちばん細いサイズのM50が良さそうなんですけど、M50には32Hのラインナップが無く、わたしは泣く泣くM60に。
ちょっと重くなってしまうのと、リムがさらに太くなってしまうのでタイヤ問題が心配。
完全に人柱ポジションになるのか。
そんなこんなしているあいだにENVEは代理店が変わって、このリムはファーストオーダーにコッソリと加えたのでした。
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リムの入荷を待っているあいだに去年の野辺山がやってきて。
そこで2日目に優勝したGarry Millburn選手。
このLee Busford氏が撮影した写真がとっても印象的だったこのレース。
まるで地獄の黙示録のカーツ大佐を殺しに行くシーンのような。
そんな彼がオーストラリアに戻ってトレーニングライドの画像を発信しているのを見ると、やはりM50が装備されているのです。
彼にはそのタイヤがクリンチャーかどうかまで確認しませんでしたけど。
かなり細めのロードタイヤかと思わしきタイヤが装着されています。
やはり、ディスク仕様でENVEのリムを選ぶとなるとこのリムになるんだなと確信したわけです。
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MAAPのサイトにもこの自転車と、MAAP x SPEEDVAGENのコラボレーションのいきさつが書かれていますが、このページに掲載されている自転車にもM50が装備されています。
タイヤもチャレンジのようなのでチューブレスではないでしょう。
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そして、野辺山が終わってしばらくした12月にリムがやってきました。
うひょー、見たことも無い実物。
なかなかのハイボリュームでホントにクロスのタイヤは付くのかな?と心配になってしまう見た目です。
リムは本当にチューブレス前提なのか、クリンチャー用のリムテープすら付いてきません。
心配なのでリムだけでタイヤをはめてみました。
そして、空気を入れて。
空気圧をいろいろ調整。
うん、問題なさそう。
そこに研究成果がある。
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ハブは元々アンブロッシオのチューブラーリムで組んでいたChrisKingのR45Disc。
だからスポーク本数が32本になってしまって、M60のリムしか選択肢がなかったわけですが。
このハブにこだわらなければ、28HのM50リムを使えてたと考えるとこの文章を書きながら微妙な気持ちになってきました。
まぁ、いいんです。
M60でもいいじゃないですか。
下りが60%って。
ロードレーサーのように使う事になるだろうからあまり意味の無いスペックになりそうですが、見た目にも本当に頑丈そうなホィールに仕上がりました。
そういえば、32本のスポークで組んだカーボンリムってかなり珍しいです。
個人的にははじめて乗ることになります。
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そして、組んで。
いつものようにデカールを貼り変えて。
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Mシリーズは、デカールの色を数字とENVEのところに変化を持たせても良いし、揃えてもいいし。
いろいろ考えさせられておもしろいです。
デカールの面積がリムの半分以上になるのでタイヤを装着する際に気をつけないとデカールを剥いでしまう怖れがあります。
だけど、BONSAI x ENVEならデカール補償付き。
安心ですね。
あ、デカールカスタムだけは承ってませんのであらかじめご了承ください。
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1月の福岡ではツーリングスペヒャルにカスタムして走りました。
このホィールを装備してメーターマウントとサドルバッグを付けたらツーリングスペヒャルの完成。
フロントシングルのシクロクロッサーでロードレーサーに乗るみなさんにどこまでいっしょに走る事ができるかの実験でもありました。
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フロントシングルと言っても40T。
いつものロードレーサーのギア比39Tとあまり変わりありません。
そして、リアは11-32のワイドレシオ。
ロードレーサーのインナー縛り走行よりも幅広く使えてワイドレシオ。
ですからとくに問題ありませんでした。
もしかしたら福岡のみなさんは格別にわたしに優しくしてくださいますから、わたしが気付かないところで加減してくださっていたのかもしれません。
遅れるなら下りかな、と思いきや下りは太いタイヤ33Cとディスクブレーキで超安定で気持ち良いくらいに下れます。
その代わりに長い上りで遅れてしまいました。
軽いギアはロードレーサーのときよりも軽いわけですが、車体の重さか、前日のレースで疲弊してたのか、シンプルに盆栽屋が弱いのか。
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33Cの太いタイヤも思いのほか重さを感じず、快適さや安心感のメリットが大きかった印象です。
空気圧は3.5Barという、ロードタイヤでは走れないような空気圧でもイケちゃう。
かなり印象良いです。
そしてこのハイボリュウム過ぎるリムとタイヤは、まさかの空気抵抗も良さそうな雰囲気。
あとはボトルケージを付けられるようにすれば完全なるツーリングスペヒャルの完成になるのか。
そのためにはフレームへの加工が必要になるわけですが。
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バイクパッキンング的な大きめのバッグを付ければかなり雰囲気出そうです。















1月28日(土曜日)と1月29日(日曜日)はシクロクロスレース参戦のためカフェのみ営業とさせていただきます

こころにはいつも自転車とリスペクト
盆栽自転車店です

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by bonsai-astn | 2017-01-23 12:00 | BONSAI x ENVE
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