ミーのアイエフができるまで

〜前回までのおハナシ〜

アイエフのレースで使用前提のフレームをオーダーしようという重い思いに至った盆栽屋。
3本目のフレームである。
勝手知ったる仲。
オーダーはカンタンか。
思いつくのは難題ばかり。
そういった思いつきたちのすべてを乗り越えて。
注文の電子メールはアメリカに到達する事になったのだった。
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通常のオーダーの場合。
アイエフ側の用意するカラーパレットのなかから色を選ぶ事ができます。
20色以上の色がありますから、それでじゅうぶんなくらいにフレームのデザインは成立すると思いますが。
今回の盆栽屋のフレームははじめから使える色がありませんでした。
そういった場合は、カラー品番を指定するか。
近しい色を探してもらうことになります。
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わたしの場合はサンドベージュの濃淡を2色。
このなかからどうだ?
というような塗装屋のサイトをアイエフ側から見せてもらいましてそこから選ばせてもらいました。
正直なところ、結局はWebサイトの色味ですので本来の肉眼で見る場合では多少の違いが出てしまうでしょう。
こういう場合はそういった都合もある程度了承した状態でオーダーしなければなりません。
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そんなわけで、色も選んで
デザインもまとまってきてもうすぐサインするのかな〜なんて思っていた矢先に。
不幸の知らせがやってきます。
わたしの希望の塗装パターンはCorvidに塗る事ができないというのです。
なんということでしょうか。
今までも塗装されていたCorvidは数多く見ていたので、そんなことは思ってもみなかったことでしたが。
作り手が言うのですから仕方ありません。
Corvidのカーボンラグは独特のデザインゆえに立体的ですので、わたしの塗装パターンでは難しいとのこと。
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そんで。
これだったらできるよ。
なんて新たに提案されたデザインもありました。
ラグに当たらないパイプの胴体部分であればカモフラ塗装ができるぜってワケなんですが。
こんなのイヤーってなるわけです。
ミーのアイエフができるまで_e0154650_1943933.jpg
さて。
ミーのアイエフの道もここで岐路に立たされました。
塗装をとるのか。
カーボンをとるのか。
また別のルートか。
そこにリスペクト。
あるのか。

続く








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by bonsai-astn | 2014-09-04 12:00 | Indyfab
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